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心理的安全のためにマネジャーがきょうからできる7つの習慣

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チームが生産的・自律的であるために重要な「心理的安全」を高めるにはどうしたらいいか?
これを職場で考える機会が最近ありました。
それを踏まえ、職場のマネジャーにお勧めしたことをここでも共有してみます。

対等に話す

部下が上司に使うのと同じように、上司も部下も敬語を使うべきです。
「さん」づけで呼びかけるべきです。
なぜなら、常体(ため口)や「くん」づけは上下関係が前提になっているからです。
これは日本語ならではの特徴です。

問題は、本人は歩み寄っているつもりでも、部下からしたら怖いということがありえます。
もちろん雑談モードだったり、すでに双方の距離が近かったりすれば、問題にはなりません。

対等な言葉遣いをする別の利点は、
高齢化してきた組織では、ある日を境に突然、上下関係が逆転することがよくあり、
敬語や「さん」づけに慣れておけば、逆転しても自然な関係を維持できることです。
これは『会社人生を後悔しない 40代からの仕事術』という本からの引用です。

腕組み・足組みしない

これは説明は不要でしょう。
対面の機会は少ないので、昨今の重要性は低いですが。
腕組み・足組みは威圧感を与えます。

上機嫌でいる

不機嫌そう、忙しそう、いらいらしている雰囲気を漂わせている人には話しかけにくいものです。

失敗談を話す

会社の多くのマネジャーは武勇伝(成功談)ばかり話したがります。
距離を置くのが目的ならいいですが、
失敗談を話したほうが部下には親近感がわきます。

「私は聞いていない」と言わない

トヨタの「事技職場における7つのムダ」に載っているので挙げてみました。
これは「報告せよ」という威圧であり、
資料作りや根回しという面倒な仕事を部下に暗黙的に強制しています。
必要な情報は上司が自ら集めましょう。
これに限らず、暗黙的な指示は威圧感を感じさせます。
宿題があるなら会議の最後に明示してほしいものです。

部下の変えられない部分を受け入れる

指導して部下が改善できることと、改善できないことの違いを見極めましょう。
できないのに無理やり改善させようとしても、
だんだんと口調が厳しくなり、不機嫌になり、いらいらするでしょうし、
そうすれば部下からしたら怖いだけです。
そのような場合には、ほかの手立てを打つのがマネジャーの仕事です。

会議中に部下を認める

会議の他の参加者に聞こえるように、
部下の発言に賛同したり、
アイデアを褒めたり、
部下自身の有能さを褒めたり、
業績を具体的にねぎらったりする光景を、
他社で見かけます。
とてもいいなと感じます。
あまり職場ではお目にかかれない光景です。
日本人らしく褒めるのは苦手、などであれば、
会議での部下の発言を積極的に引用して自説を展開するのは比較的やりやすいでしょう。

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