##作業環境
PC: macOS 10.13.4
ラズパイ本体: Raspberry Pi 3 Model B
あと必要なものはmicro USBケーブル(ラズパイの電源供給)くらいです。
モニタ、マウス、キーボード、LANケーブルなど不要のセットアップしていきます。
##PCでのセットアップ
FAT32でフォーマットされたmicroSDにラズパイをインストールします。
ラズパイのOSはここからダウンロードして、どこかに解凍してください。
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/
(LITEだとデスクトップ環境を別途インストール必要です。)
まずはmicroSDの名前を調べます。
$diskutil list
(一部略)
/dev/disk2 (internal, physical):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: FDisk_partition_scheme *31.4 GB disk2
1: Windows_FAT_32 31.4 GB disk2s1
アンマウントします。
$sudo diskutil umount /dev/disk2s1
$sudo dd bs=1m if=/解凍した場所/imgファイル名.img of=/dev/disk2
of=/dev/disk2
のdisk2は、先ほどdiskutilコマンドで調べたものになります。
ここ間違えると大変ぽいので気をつけてください。
ctr+Tで進行具合の確認できます。
load: 2.53 cmd: dd 10026 uninterruptible 0.01u 33.66s
2134+0 records in
2133+0 records out
2236612608 bytes transferred in 2427.882855 secs (921219 bytes/sec)
microSDにOSが入ったので、ラズパイ本体に入れて電源を入れてください。
##ネットワーク接続
ここをPC側でやればssh接続できるので、周辺機器が不要です。
ここら辺を参考にしました。
https://qiita.com/mascii/items/0d1a280ac58ed8f6f999
###平文のWPAパスフレーズの場合
root(Macから見ると/Volumes/boot
)にwpa_supplicant.conf
ファイルを作ります。
country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
ssid="ネットワーク名"
psk="パスワード"
}
このファイルをrootに置くことで、起動時に/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
を上書きするようです。
##SSH接続
ssh接続可能にするために、rootにsshファイルを作成します。
$touch /Volumes/boot/ssh
次にラズパイ本体にmicroSD突っ込んで起動させます。
しばらくしたら勝手にネットワークに繋がってると思います。
PCからssh接続を試しましょう。詳しい条件はわからないですが、IPでなくてもraspberrypi.local
で繋がるようです。
デフォルトのパスワードはraspberry
です。
##デスクトップ共有(VNC接続)
ssh接続までで十分使えるかと思いますが、GUIの環境欲しかったので、PCにラズパイの画面を持ってきます。sshで接続状態で以下を実行します。
起動しないと使えません。
Macの場合Finderでcmd+K
を押し、sever addressにvnc://raspberrypi.local:5901
と入力します。
PWD: raspberry
で画面が共有されるはずです。
あとは各自好きなように設定してラズパイライフを!
参考
https://qiita.com/ttyokoyama/items/7afe6404fd8d3e910d09
https://qiita.com/mascii/items/0d1a280ac58ed8f6f999