AzureとAWSでのリージョン選択(設定)の違いです
AWSを長年触っていた自分がAzureを触って「まったく違う」と感じたので記事にします
#リージョン選択の方法
仮想マシン(VM/EC2)を例にします
Azureはサービスを選んでからリージョン
- VMを選ぶ→ リージョンを選ぶ
AWSはリージョンを選んでからサービス
- リージョンを選ぶ→ ECを選ぶ
イメージです
###Azureの場合
Azureはビル全体が1フロアで、その中からサービスとリージョンを選ぶ感じ
###AWSの場合
AWSはビルのフロアごとにリージョンがあって、そのフロア(リージョン)からサービスを選ぶ感じ
#いいところ
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Azure
- サービスの一覧が見られる
- リージョンの変更が簡単(対象サービスの制限があるがARMを使う)
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AWS
- サービスを意図しないリージョンに選び間違えることがない
※例えば東京リージョンの中では東京リージョン内のサービスしか使えない
#よくないところ
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Azure
- たくさんサービスを使うと「これどこのリージョンだっけ?」てなる(みにくい)
- サービスを選んだあとに、毎回リージョンを選ばないといけない(リージョン選び間違いが発生する可能性がある)
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AWS
- 東京リージョンで使っていると思ったら「あ、バージニアだった!」って事がある(AWSあるある)
- 使っているサービスの一覧を見られない(見る方法はタグエディタやCLIとかからなのでちょっと手間がかかる)
- リージョン間移動は手間(EC2ならスナップショットかAMIを使って移動)
感想
どっちがいい?と言われると、これは好みだと思います
個人的にはAWSの方が自分にはあっているかなと思いました
サービスのリージョン間移動はAzureの方が楽だと思います