はじめに
みなさん幸せですか?
そもそもエンジニアにとっての幸せってなんでしょうね?
私個人としては、自分で手を動かして何かしら作り上げる、その作り上げる過程で何かしら問題が発生して解決してすっきりしたり、できあがったものを見てわーいってなったり、お客さんが使ってるのを見てニヤニヤしたりすることだと思っています。
つまりものづくりを通して自分が悦に入る瞬間を増やすということかと。
あとは没頭すること。これはエンジニアに限りませんが没頭できるくらい夢中になれることをやれると幸せだよな、って思います。というか幸せとか考えなくて済むので幸せな状態にあるんじゃないかと想像します。
みなさんが思うエンジニアの幸せの定義、教えてください。
私には向いていなかったらしい
で、幸せな状態ではないんですよ、私。たぶん。他人から見れば恵まれた状態にはあるかもしれませんが。
新卒で入った会社はメーカーで、ちゃんと売っているものが手で触れました。その方が作っている実感があるかなと思い、何となく入社を決めました。
入ってみたら、まあまあ大きい組織だったので縦割り行政になっていて、良くも悪くも自分の担当領域がきっちり決まっていました。その範囲は責任を持つけど、それ以外のことは誰か何とかしといてという雰囲気です。のりしろ部分の仕事は押し付け合いに近いものがあります。
そして裁量労働制です。会議には出ないといけないけど、何時に出社してもいいし何時に退社してもいいってことです。まあ暗黙の了解で定時っぽいものは存在しますが。
あとは何だかんだ正社員だったので、やることはプロジェクトを転がすことです。私がやりたかった実働は別の人がやります。
従って生来ナマケモノの私は自分の担当領域最低限をこなすだけの組織の歯車になってしまいました。給料も出ないのになぜ自己研鑽しないといかんのだ。今のプロジェクトは上手く回っているからいいじゃないか。私が新たに何かできるようになったところで仕事内容は変わらないし。忙しい時期はめっちゃ残業してるし、暇なときは休ませてよ。となりの人はなんか知らんけどネットサーフィンしてるし。
情熱は失われるばかりです。
本気でやらないとやっぱだめかも
こんな後ろ向きな気持ちで仕事をしていると人生全体に悪影響がでてきます。なんせ1日の半分くらいはあんま楽しくない仕事のこと考えているのですから。(休日もTeamsのチャットは飛んでくるし)
さらに後ろ向きに仕事をしていると、やめようと思ったときに踏ん切りがつきません。だってまだ本気でやってないから楽しくないだけかもしれない、もう少し知識があれば没頭できるのかもしれない、のようなだってたらればが無限に湧いてきます。
エンジニアとして幸せじゃないかも、と思い出して1年ちょっとが経過したところで一転、なんだか面白そうなことを始めている人たちに声をかけてもらうという幸運に恵まれました。ということで転職します。今度こそ主体的に仕事を楽しんで幸せなエンジニア人生を送りたいなと思います。
おわりに
感情や考えたことなんて書いておかないとすぐ忘れてしまうのでここに残させていただきます。
仕事を主体的に楽しむコツがあればこれも教えてください。
ではまた。