CarrierWaveの導入 #Rails

はじめに

今回はアプリケーションで画像のアップロードをするための　CarrierWave　を導入する方法についてまとめます。

CarrierWave は、Ruby on Rails のWebアプリケーションで簡単にファイルアップロードするための機能を提供してくれるライブラリです。

以下のコードをGemfile に記述してください。

gem 'carrierwave', '~> 2.0'

以下のコマンドを実行します。

bundle install

以下のコマンドを実行してください。

rails g uploader ファイル名

【例】profile_image_uploader.rbを作成する場合

rails g uploader ProfileImage

以下のコードをモデルに記述してください。
【例】ProfileImageアップローダーをマウントする場合

mount_uploader :profile_image, ProfileImageUploader

【補足】
マウントは「取り付ける、搭載する」などの意味がある

MiniMagick は画像加工をしてくれるgemです。MiniMagick を使用するためにはImageMagickという画像処理ライブラリを導入する必要があります。

以下のコマンドを実行してください。

convert -version

「Version: ImagiMagick ~」と表示されていれば、PCにはImageMagickは入っているので、そのまま MiniMagick のインストールを行います。

以下のコマンドを実行してください。

brew install imagemagick

コードを追加したらgemを反映させるためにbundle installを実行します。

bundle install

次に、先ほど作成したapp/uploaders/profile_image_uploader.rbを修正します。

修正するのは、以下の2点です。

・4行目のコメントアウトを外す
・extension_whitelist メソッドのコメントアウトを外す

【解説】

profile_image_uploader.rb

include CarrierWave::MiniMagick

上記のコードを適用させることで、MiniMagickを使えるようにしています。

profile_image_uploader.rb

def extension_whitelist
  %w(jpg jpeg gif png)
end

上記のコードを適用させることで、アップロードできる拡張子を制限しています。