なに言ってるの?いまどきリモートでおkだよね?
そう思ってました。
とはいえ、いきなりリモートできるとは思ってなくて、以下のような条件を満たしていればOKと思ってました。
- 仕様がある程度固まっている
- メッセのやりとりでは難しい部分とかは固めておく
- 最低でも3週間くらいは近くで仕事をしたあと
- いきなりリモートでやるより近くの席で話したりしながらお互いを知る
- リモートでやっていけそうか判断できる
- メンバー間で気軽に質問できるような雰囲気
- 気軽に質問できる空気がないとリモートは難しい
- メッセやビデオ会議の際のコミュ力必要
背景
今回は、Aチームのプロジェクトに自分のチームから3人が参加することになった。
Aチームのオフィスと自分のチームのオフィスは別の場所(移動すると40分くらい)
しかもみんな通勤遠くなる・・・
Aチームのオフィスは遠いから要件定義終わるまでは、常駐してその後はリモートでやろうと思った。
結果どうだったか
要件定義終わった後も、常駐するスタンスを取る決断をした。
理由
以下の理由から対面コミュニケーションをすぐに取れるようにしておく必要があった
- 詳細設計・実装という工程を踏んでいく中で、Aチームの開発環境の細かい確認が必要だった
- テーブルの結合方法や、どのようなデータが入るかなど
- インフラ構成のキャチアップ(独自のフレームワークやツールの仕組みなど)
- APIの使い方
- 実装していく中で、要件定義の見直しが発生した
- 他システム連携のAPIが揃ってないなど、見えない部分が多かった
- ドキュメント不足
- この情報、ドキュメントにあります? いやそれはないから、あの人に聞いて〜 みたいな
- チームの他メンバーが忙しい
- 簡単な質問はメッセで解決できるが込み入った内容は対面で図などを書きながらやりたい
- 開発メンバー以外(企画、QA担当など)も常駐している
- QAで問題が合った時に、仕様を再検討すべき場面があり企画のメンバーとのMTGが必要だった
結論
リモートがうまく回るかどうか、割と"個人"にフォーカスして考えていたが、それよりも
"プロジェクトの規模・状況"(落ち着いている時期なのかリリース前なのか)に大きく左右されると感じた。
リリースまであまり時間がなくプロジェクト全体で忙しいような時は、リモートでのコミュニケーションはメッセでは機能するものの、ちょっと今ビデオ会議いいですかーみたいなのがやりづらい部分がある。
また役割によっても、リモートとして完結しやすいかが変わってくる。開発だけするか、要件定義から入ってリリースまでするかでコミュニケーションを取る必要がある人も変わってくるため。
余談
近くで開発する場合、座席の位置も重要で、向かいに配置するより、隣あるいは後ろにいる(お互いが立ち上がらないで話しかけられる)のが本当に重要
向かいは近いけど、モニター見せながら説明とかはやりにくい。
これを変えただけで、コミュニケーション面は大きく改善されました。