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CPUの仕組み

Last updated at Posted at 2020-02-11

機能面から見たCPUを構成する要素

  • レジスタ
      処理対象とする命令とデータを格納する領域
  • 制御装置
     メモリ上の命令やデータをレジスタに読み出す
     命令の実行結果に応じてコンピュータを制御
  • 演算装置
     演算をする
  • クロック
     クロック信号を発生させる

レジスタの種類と役割

レジスタの種類 役割
アキュムレータ 演算を行うデータを格納する
フラグ・レジスタ 演算処理後のCPUの状態を格納する
プログラム・カウンタ 次に実行する命令が格納されたアドレスを格納する
ベース・レジスタ データ用のメモリー領域の先頭アドレスを格納する
インデックス・レジスタ ベースレジスタから相対アドレスを格納する
汎用レジスタ 任意のデータを格納する
命令レジスタ 命令そのものを格納する

レジスタに格納される値は「データ」か「命令」
データはさらに演算に使われる値とメモリーのアドレスを表す値がある

・プログラム・カウンタ

次に実行する演算、データの場所(アドレス)を格納しておくところ

・フラグ・レジスタ

直前に実行した演算の結果としてアキュムレータの値が負、ゼロ、正のどの状態になったか記録しておく

・アキュムレータ

演算の核になる値が格納されるところ

命令の種類と機能

種類 機能
データ転送命令 レジスタとメモリ、メモリとメモリ、レジスタと周辺装置の間でデータを読み書きする
演算命令 アキュムレータで算術、論理、比較、シフト演算を行う
ジャンプ命令 条件分岐、繰り返し、無条件のジャンプを行う
コール/リターン命令 関数を呼び出す/呼び出し元に戻る

参考

プログラムはなぜ動くのか(矢沢久雄)日経BP社

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