ZwiftでApplewatchの心拍計を使うためのマニュアル。
【はじめに】
この記事はバーチャルサイクリングソフトのZwiftでApplewatchの心拍計を使うための方法です。
以前から、ApplewatchでZwiftの心拍計として使えるということはネットの記事で見かけて知っていたのですが、実際にやってみるとハマったり、安定しなかったり、嘘が書いてある記事に翻弄されたので、やり方をしっかりまとめてみたいと思い記しました。
【どんなことをしたいか?】
今回したいことはバーチャルサイクリングソフトのZwift(以下Zwiftと書きます)対応のエアロバイクで心拍計にApplewatchを使いたい。
今、私が使っているZwift対応のエアロバイクでにもハンドルを握りこむタイプの心拍計というのが付いてはいるのですが、この握りこむタイプの心拍計だと、少し力を緩めたり、握る場所がずれたり、体勢を変えたりすると途切れたり、一時的に上がったり心拍の計測値がおかしくなってしまう。
なので、心拍センサーを握らないでも、計測できる心拍計が欲しくなって、探しているうちにApplewatchと連携させればできるということにたどり着きやってみたかったというわけ。
【なんでこんな記事書いたの?】
ZwiftにApplewatchを連携させればできる…らしいというのはわかったのですが、実際にやってみると、なかなか接続がうまく行かなかったり、安定しなかったり、バグと言われるものがあったり、そもそも、実際にこれをやってるユーザー数が少なすぎてまともな内容がなかったりして「使ってる人いないんじゃね?」みたいな印象があったので「だったら俺が書く!」というつもりになりました。
やり方についてなるべく詳しく書くつもりです。
【ZwiftにApplewatchを連携させて心拍計として使う】
ZwiftにApplewatchを連携させて心拍計として使う…こと、結論から言うとできます。
しかし、少し癖があると思う。
慣れるまで、接続が安定しないイメージが強かったです。
でも、手順を守れば割と安定して使えますので具体的な方法を書いていきます。
私の使っているエアロバイクはこんなのです。
AI フィットネスバイク NEXGIM MG-X05 ¥19,750
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0B421GBNF/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o08_s00?ie=UTF8&psc=1
これにZwiftに必要な負荷センサー、ケイデンスセンサー(回転計)、心拍計が備わっています。
これ単体でも心拍計が付いているんですが、どうにも使いづらいのでApplewatchで心拍計を計りたい。
このエアロバイクのほかにWindowsPC、iphone 11 ProMaxを使ってます。
システム構成としてはこんな感じ。
前提として以下のようになっていることとします。
・Zwiftのソフトを動かすパソコン(WindowsPC)とiPhoneが同じWifiに接続していること
とくにiPhoneはWifi接続に切り替えておくことが大事。
・エアロバイクとWindowsPCの接続ができていること
・iPhoneとAppleWatchの接続が終わっていること。
・ パソコン(WindowsPC)にZwiftアプリがインストールされてユーザー登録されて動作可能なこと
・iPhoneとAppleWatchにZwiftキャンペーンアプリがインストールされていること。
【起動の手順】
ZwiftにApplewatchを連携させて動作させるには割と起動の順序が大事です。
順序が違うと認識してくれなかったり、一瞬接続されるけれど切れたりします。
(うまく接続できないのがUNPAIREDバグとか言われている)
なので、アプリの起動順序です。
①ApplewatchのZwiftキャンペーンアプリを起動します。
②iPhoneのZwiftキャンペーンアプリを起動します。
③パソコン(WindowsPC)にZwiftアプリを起動します。
④しばらくしてパソコン(WindowsPC)にZwiftアプリでログインしてセンサー選択画面になると
iPhoneのZwiftキャンペーンアプリで「マップを読み込み中です」という表示に変わります。
この時点でパソコン(WindowsPC)とiPhoneのZwiftキャンペーンアプリのリンクが確立しています。
ここでリンクが確立していると、パソコン(WindowsPC)Zwiftの心拍センサーにApplewatchが出てくるはずです。
パソコン(WindowsPC)ZwiftでApplewatchを選択すると、ApplewatchのZwiftキャンペーンアプリで
「UNPAIRED」→「PAIRING」→「SELECTED」に変わります。
こうなれば
パソコン(WindowsPC)Zwift→iPhoneのZwiftキャンペーンアプリ→ApplewatchのZwiftキャンペーンアプリの
接続OK、パソコン(WindowsPC)Zwiftアプリ内でAppleWatchの心拍計が使えます。
これでうまくいくとどうなる?
パソコン(WindowsPC)のZwiftアプリ内で心拍を表す数値が表示されます。
あと画面下に出てくる心拍の推移に反映されます。
この心拍の推移が重要で、心臓にどのくらいの負荷がかかっているかで適正な運動量が判別できるわけです。
なので、グリップ式の心拍計だと力いっぱい握ってないとまともな数字が出なくて、少し手を緩めるだけで、心拍の推移がわからなくなるものだとちょっと不便だったわけ。
それがAppleWatch連携にすると腕に装着されたApplewatchの心拍センサーが連動するので、心拍センサーを握らなくても、体勢を変えても連続的に心拍の推移が記録できるようになります。
一応、PCでZwiftを起動したあとで、iPhoneのアプリやApplewatchのアプリを立ち上げても、うまくいくことがあることは確認していますが、うまくいくときとうまくいかないときの違いが判らず、上記の順序で起動するのが一番安定して動作するように思いました。
【トラブルシューティング】
・手順通りにやれば割とすんなりいくのですが、どうしても無線の状況などで不安定になる場合があります。
うまくいかないときには…
・ApplewatchのZwiftキャンペーンアプリを終了
・iPhoneのZwiftキャンペーンアプリを終了
・パソコン(WindowsPC)のZwiftアプリをいったん終了
として、①~④の手順を試してみてください。
・それでもだめならパソコンとiPhoneがWifi接続しているか確認する
・iPhoneがWifi接続に切り替わってるか確認する(よく忘れる)
・複数のWifiネットワークに分かれているとかもないと思うけれど一応確認
・BluetoothやWifiの接続がおかしいようなら一度PCやiPhoneを再起動してみるのもアリ
・アップルウオッチはどれが使えるの?
ネット上の記事ではアップルウオッチ(初代)で動作確認があるようです。
私が使っているのはアップルウオッチシリーズ3。
・Zwiftが遊べるPCのスペックはどのくらい?
私が使っているのはマイクロソフトサーフェースプロ(初代)、使わなくなって押し入れに入ってたものです。
これくらいのスペックでiTunesで音楽を再生しながらZwiftするくらいはできます。(ちょっと起動は遅いですが。)
マイクロソフトサーフェースプロ(初代)のスペックはこのくらい
第 3 世代 Intel Core i5 プロセッサ 4 GB RAM
・プレイ中にWifiトラブルで接続が切れるとAppleWacthの接続復帰は難しいみたい。
その時はZwiftアプリを終了して、再度起動かな。
・それでもつながらない
Applewatchのバッテリー残量は十分にあるでしょうか?
以前バッテリー残り15%くらいで試した時にはどうしてもうまくいかなかったので
たぶんApplewatchの省電力機能か何かで通信がうまく行かないのかも?
使用前に充電しておくと良いですね。
【トラブルシュート・追加】
・しばらくつづけてわかった事
PC版ズイフトを起動してコースに出た後
iPhone版キャンペーンアプリを終了して立ち上げ直しても大丈夫みたい
その場合、PC版ズイフトと接続するのに30秒くらいかかるっぽい
・iPhoneのバッテリー量
これも少なくなってくるとApple watchとの連携が悪くなるっぽい
ズイフトやる時は充電器にさして使った方がいいっぽい
・PC-iphone-Applewatch間で通信ができていても、Applewatchの心拍計が起動できない場合があるみたい。
その場合、PC画面で心拍数が「---」となった後で、心拍数が計れない状態になる。
この症状に陥った場合、Applewatchで心拍数アプリを起動して心拍数が正常に表示されるのを確認してから、Applewatchのコンパニオンアプリを終了して、起動しなおすと心拍計が起動できて正常に使えるようになります。
簡単なフォローチャートを書いてみました。
うまくいかないときの参考にどうぞ!
【追伸・なんでこんな記事を書いたのか?】
エンジニアの皆さんお腹のあたりの脂肪大丈夫ですか?
あ、ギクッとした人多いでしょ?
御多分に漏れず私もヤバい時期がありまして、そのころからエアロバイクを始めて減量してます。
今は、まぁ、ギリギリ…くらいの体調なのですが、そういう方にエアロバイクをお勧めしたい。
そして健康になりましょう!
健康になるにしてもエアロバイクは意外と退屈で飽きるのでバーチャルサイクリングソフトのZwiftで
せっかくなら楽しくやりましょうということでこんな記事書きました。
AppleWatchを買う名目もできていいでしょ?
ガジェット好き、健康ヤバいよって人が楽しんでフィットネスできるZwift良いですよ!