はじめに
ここでは、R初心者向けに「演算子」について解説します。
算術演算子
四則演算を行うための演算子です。
operator_1.R
int.1 <- 1 + 1 # 足し算
print(int.1)
int.2 <- 2 - 1 # 引き算
print(int.2)
int.3 <- 2 * 3 # 掛け算
print(int.3)
int.4 <- 6 / 3 # 割り算
print(int.4)
int.5 <- 2 ^ 3 # 累乗
print(int.5)
int.6 <- 7 %/% 2 # 割り算の商
print(int.6)
int.7 <- 7 %% 2 # 割り算の余り
print(int.7)
代入演算子
変数の定義、更新などの時に使う演算子です。
operator_3.R
var.int <- 3
print(var.int)
var.int <- var.int + 2 # 元々のvar.intの値に2を足して、numの値を更新する。
print(var.int)
var.int <- var.int - 2 # 元々のvar.intの値から2を引いて、numの値を更新する。
print(var.int)
var.int <- var.int * 2 # 元々のvar.intの値に2を掛けて、numの値を更新する。
print(var.int)
var.int <- var.int / 2 # 元々のvar.intの値を2で割って、numの値を更新する。
print(var.int)
比較演算子
左辺と右辺を比較するときに使う演算子です。
operator_4.R
var.bool <- 2 == 2 # 左辺と右辺が等しいどうか
print(var.bool)
var.bool <- 2 != 2 # 左辺と右辺が等しくないかどうか
print(var.bool)
var.bool <- 2 < 3 # 左辺が右辺より小さい(左辺が右辺未満)かどうか
print(var.bool)
var.bool <- 2 > 3 # 左辺が右辺より大きいかどうか
print(var.bool)
var.bool <- 2 <= 3 # 左辺が右辺と等しいまたは小さい(左辺が右辺以下)かどうか
print(var.bool)
var.bool <- 2 >= 3 # 左辺が右辺と等しいまたは大きい(左辺が右辺以上)かどうか
print(var.bool)
論理演算子
真偽値(ブール値)に対して用いる演算子です。
operator_5.R
var.bool <- 2 == 2 & 3 == 3 # &で結ばれた条件が全てTRUEかどうか
print(var.bool)
var.bool <- 2 !=2 | 2 != 3 # |で結ばれた条件のいずれかがTRUEかどうか
print(var.bool)
var.bool <- !(2 == 2 & 3 == 3) # カッコ内がFALSEであればTRUE、カッコ内がTRUEであればFALSE
print(var.bool)
まとめ
ここでは、Rにおける演算子について説明しました。
何気なく使うものなので、あまり意識しなくてもいいことですが、頭に入れておくと良いでしょう。