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Pythonの仮想環境で開発を行う方法【メモ】

Last updated at Posted at 2020-06-22

Pythonでの開発ルールを検討している際にPythonの仮想環境を構築することができる方法を知ったので自分用のメモに残します。
Pythonの仮想環境とはインストールしたモジュールやパッケージ、バージョンごとに分離された環境のことです。私は今までローカルだったり、仮想マシン上で開発を行ってきましたが、これを使えば仮想マシンを使わずともまっさらなPython環境を用意することができるようです。
venvというソフトウェアを使用してPythonの仮想環境を構築します。

仮想環境の作成

まずはじめに仮想環境を作成します。下記のコマンドをターミナル上で実行することで簡単に仮想環境を作ることができます。このコマンドを実行すると実行したディレクトリの下に'環境の名前'というディレクトリが作成され、そこが仮想環境となります。
ただしディレクトリに入るだけでは機能せず、activate(有効化)が必要となります。

Terminal
Uesr$ python3 -m venv '環境の名前'

仮想環境の有効化

実際にディレクトリに移動し下記コマンドを入力することで仮想環境を有効化することができます。
有効化すると、ターミナルの$とコンピュータ名の前に('環境の名前')がつくようになります。

Terminal
User$ cd '環境の名前'
User$ source bin/activate
('環境の名前') User$ 

仮想環境の終了

仮想環境を終了するには下記コマンドを入力しましょう。これを実行すると有効化する前の表示に戻ります。

Terminal
('環境の名前') User$ deactivate
User$

まとめ

Python開発の際にいろいろライブラリをインストールしたりすることが多いのですが、ローカルでやってしまうとライブラリ管理が大変になってしまうので、これからは仮想環境を積極的に使用しようと思います。
環境つくりも簡単なのでみなさんも使用してみてください。

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