IBM Cloud Advocate v1について
IBM Cloud Advocate v1は、2021年7月から提供を開始したIBM Cloudの初級レベルの認定試験です。
エンジニアだけではなく、営業やマネージメントなど、IBM Cloudに関わる全ての人を試験対象者としており、クラウド開発の経験がない方でも十分に合格が狙えます。
IBM Cloud Advocate v1の試験概要
筆者の前提スペック
- IBM Cloudは普段の業務で使っているが、提供しているサービスについて、広くは理解していない(例えば、IaaS系のサービスや分析系のサービスなどは、あまり使ったことがないので、詳しく知らない)
- KubernetesやOpenshiftは普段からちょこちょこ使っている
- AWSやAzureの資格はいくつか保持しており、クラウドの基礎はわかっている(つもり)
- AWS Certified Cloud Practitioner
- AWS Certified Solutions Architect - Associate
- Microsoft Certified: Azure Fundamentals
- 英語はあまり得意ではない
学習方法
基本的には、下記のラーニングパスに沿って学習をしていけば、問題なく合格できると思います。
Pre-Assessment
有料の模擬試験です。試験勉強前に腕試しも兼ねて受験したところ、無事に合格できました。試験終了後にスコアと合わせて、各出題分野における正答率が表示されるため、自分が理解できていない分野を把握するのにもちょうどよいのではないかと思います。
Introduction to Cloud
画像出典: https://www.credly.com/org/ibm/badge/cloud-coreクラウドとは何ぞや?といった本当にクラウドの基礎の部分について学習することができるE-Learningコンテンツです。内容をチラ見して、流石にこれくらいはわかってるかな…と判断したため、各章末のクイズにのみ取り組みました。
IBM Cloud Essentials V3
画像出典: https://www.credly.com/org/ibm/badge/ibm-cloud-essentials.2IBM Cloudが提供している幅広いサービスについて学習することができるE-Learningコンテンツです。冒頭でも申し上げた通り、IBM Cloudを普段から利用しているものの、IBM Cloudが提供しているサービスについて、広くは理解していなかったため、自分が理解できていないと思った分野について重点的に取り組みました。
試験結果
テストセンターで受験し、無事に合格できました。
なお、オンラインではなく、テストセンターでの受験を選択したのは、受験申込時に日本語の試験監督が選択できず、「オンライン受験慣れてないし、トラブったらやだなぁ…」と思ったためだったのですが、記事執筆にあたって確認したところ、現在は日本語の試験監督も選択できるようになっていました。
参考文献
- IBM Cloudの新認定試験IBM Cloud Advocate v1を受けてみた