【STEP3】run（実行）する : Scalaでコードを書く

run（実行）する : Scalaでコードを書く

この記事はScalaでコードを書く時の、セットアップや動かし方、テストなどをまとめた研修用資料です。

実行

実行します。

※ コマンドプロンプトから実行します。eclipseはエディタとして使用し、eclipseから実行することはありません。

コマンドプロンプトから実行

• コマンドプロンプロトを起動し、プロジェクトが存在するディレクトリまで移動します。

cd [プロジェクトのルートディレクトリ]

• activatorを起動します。

Windowsの場合

activator.bat

Macの場合

./activator

ここから一緒です。

• Mainクラスを実行します。

> run

下記のように表示されれば成功です。

[info] Running com.example.Hello
Hello, world!
[success] Total time: 0 s, completed 2015/02/22 14:16:00
> 

• コードを変更して、再度実行してみましょう。

(before)

Hello.scala

package com.example

object Hello {
  def main(args: Array[String]): Unit = {
    println("Hello, world!")
  }
}

(after)

Hello.scala

package com.example

object Hello {
  def main(args: Array[String]): Unit = {
    println("Aloha, world!")
  }
}

• Mainクラスを再度実行します。

> run

下記のように表示されれば成功です。

[info] Running com.example.Hello
Aloha, world!
[success] Total time: 0 s, completed 2015/02/22 14:18:00
> 

• 変更する度に「run」コマンドを実行するのは面倒です。「~」をコマンドの頭に追加すると、変更を検知して実行してくれます。

> ~run

下記のように表示されます。

[info] Running com.example.Hello
Aloha, world!
[success] Total time: 0 s, completed 2015/02/22 14:19:00
1. Waiting for source changes... (press enter to interrupt)

• eclipse上でコードを変更して保存してみます。

Hello.scala

package com.example

object Hello {
  def main(args: Array[String]): Unit = {
    println("Bye, world!")
  }
}

• 変更を検知して、再度「run」コマンドが実行されます。

[info] Compiling 1 Scala source to /Applications/eclipse/workspace/minimal-scala/target/scala-2.11/classes...
[info] Running com.example.Hello
Bye, world!
[success] Total time: 4 s, completed 2015/02/22 14:20:00
2. Waiting for source changes... (press enter to interrupt)