1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Azure Sphere技術セミナー@Fingate KAYABA 参加レポート

Posted at

イベント

Azure Sphere技術セミナー@Fingate KAYABA に参加してきました。
当日(19/2/6)はマイクロソフト主催の IoT in Action Tokyo もあったので、そちらに参加した後に電車で移動してセミナーに参加しました。最終の新幹線で金沢に帰ったので、講演のレポートは途中まで。

以下が会場の雰囲気になります。
2020-02-06_19-14-27_935.jpg

講演1:Azure Sphere概要

講師は、アヴネット株式会社の細倉さん。資料は、こちら に公開されてます。

  • 本来、ビジネスでユーザーがやりたいところはお金を生むところ。
  • セキュリティは必要だけど、見方を変えるとコストになりがち
  • Azure SphereはセキュアなIoTプラットフォームのことで、チップ単体の話ではない
  • ハードウェアとしてセキュリティを担保する仕組みが考慮されている
  • Plutonって仕組みがハードウェアとしても実装されている(この辺りは自身が勉強不足ですが、キーワードで検索するといろいろ情報が出てきます)
  • 半導体メーカーが順次対応製品を開発中。Qualcommはセルラー対応版が出るか???
  • セキュリティ面はOTAで自動更新機能あり

講演2:Azure Sphereのセキュリティ

講師は、マイクロソフトの太田さん。資料は、こちら に公開されてます。

  • セキュリティはハードだけでもソフトだけでも駄目
  • Azure Sphereはハード・ソフト・サービスでデバイスのセキュリティを達成する為のテクノロジー
  • 世の中のセキュリティは仮にシステムに侵入されたとしても大丈夫ってぐらいの流れになりつつある
  • Azure Security Center Architectureは、AWSやVMwareでも使える
  • デバイスの基本管理はアイデンティティ管理
  • とりあえず動くシステムではなく、ちゃんと動くが大切(運用管理含めて)。それを提供できるのがAzure Sphereって流れか。

講演3:Azure Sphereのハードウェア

講師は、マイクロソフトの梅津さん。

  • 各メーカーから販売されているハードウェアの紹介
  • Bluetooth内蔵しているモジュールなども計画にあり
  • グリーンフィールドとブラウンフィールドの話
  • アットマークテクノからは順次4種類のインターフェイスに対応したモジュールが計画されている

講演4:Azure Sphereのマルチコア

講師は、Seeed株式会社の松岡さん。資料は、こちら に公開されてます。
ここで一足先に退席。。。(金沢行きの最終新幹線に乗る為に)
本当はここが聞きたかった。資料を見てのイメージでの感想になります。

  • 定番のMT3620とReButton
  • ガチ組み込みエンジニアには面白みがない
  • ARM Cortex-AとARM Cortex-M
  • MT3620(Cortex-M4F x 2、Cortex-A7)
  • HLCore(Cortex-A7)、RTCore(Cortex-M4F)
  • HLApp Code:ライブラリのAPIでIO操作する感じ
  • RTApp Code:レジスタ操作できるような感じか。。。
  • BSPレイヤーあって、ドライバ層あって、その上位にアプリケーション層。触れるのが、このアプリケーション層なのかな。おそらく。
  • マルチコア・マルチOSなので、どこでどこまでやるかの基本設計が重要なのかも。

まとめ

Azure Sphereが狙っているところや全体概要を把握するには良い機会であったと思います。当日のプレゼンでもありましたが、そもそもセキュリティって分野自体がお守り要素が強いと思っているので、ユーザープログラムのアップデートの仕組みを含めて、デバイス管理が担保されているのが魅力的な気がしますね。ということで、何か作りたいものが明確ならば面白いデバイスだとは思います。(なので、何したいかが大切)

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?