3
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【CSS】"appearance"を使ってデフォルトスタイルをリセット!

Posted at

はじめに

CSSのappearanceプロパティは、HTML要素のデフォルトスタイルをそのままにするか、リセットして自由にカスタマイズできるようにするためのものです。例えばボタンなど、標準スタイルをリセットして見た目を調整したいときに便利です。
最近、初めてこのプロパティを使い、今後も使用頻度が増えそうだと感じたため、使う際の注意点についても調べてみました。この記事では、appearanceの使い方や注意点について、初心者の方にも分かりやすく解説します。

appearanceの使い方

基本構文

css
.element {
  appearance: none;
  }

.element {
  appearance: auto;
  }

主な値
・none:デフォルトのスタイルをリセット。要素が持つ標準のスタイルを無効化し、デザインをカスタムすることできます。
・auto:デフォルトのスタイルを適用します。

appearanceの使用例

See the Pen appearance by 丸山悠希 (@iwdulmiq-the-builder) on CodePen.

※ "Result"ボタンを押すとプレビューが表示されます。

こちらは、appearanceプロパティの設定によるスタイルの変化やスタイルをリセットして、デザインをカスタマイズする例になります。
autoを指定すると、要素が持つデフォルトのスタイルが適用されます。一方で、noneを指定するとデフォルトスタイルが解除されます。この際、borderが太くなり、ホバーアクションが無効化されていることが分かります。
デフォルトスタイルが邪魔になる場合、余分なスタイル指定が増えてコードの可読性が低下することがあります。そのような時、appearanaceでデフォルトスタイルをリセットすることで、自由にデザインしやすくなるというメリットがあります。

appearanceの注意点

ブラウザ対応

主要なブラウザ(Chrome、Firefox、Safari、Edgeなど)では対応していますが、一部未対応のブラウザもあるため、確認してから使用するようにしましょう。

ベンダープレフィックス

古いブラウザや特定の環境での互換性を考慮する場合、ベンダープレフィックスを加えることでカバーできるケースがあります。
appearanceプロパティを使用する際、ベンダープレフィックス(例: -webkit-)が必要だった時期があったようですが、最新のブラウザではほとんど不要かと思います。
しかし、互換性に配慮する場面や学習の一環として覚えておくと、将来的に役立つかもしれません。
・参考記事

まとめ

appearanceプロパティを活用することで、ボタン要素やフォームなどのデフォルトスタイルをカスタマイズしやすくなります。ぜひappearanceプロパティを使って、自由にカスタマイズしてみてください!

3
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?