きっかけ
TauriっていういろんなOSに対応した、デスクトップアプリケーションフレームワークを使ってWSL2上でお遊びのツールを作っていたときに、Windowsでも動作確認したいときがあって、PowerShellを別のウインドウで開くのは邪魔だなぁと感じていました。
あと、モニター1枚にしたことでアプリウインドウ間の移動をAlt + Tabとかでやっていてウインドウは少ないほうがいいので、なにかいい方法ないかなぁと探していました。
普段このレベルのことは記事にしないけれど、ChatGPTでもちょっと手こずったのと、記録用で。
やり方
以下の設定をVSCodeの設定ファイルに追記。
"terminal.integrated.profiles.linux": {
"PowerShell": {
"path": "powershell.exe",
"args": ["-NoExit", "-Command", "cd $HOME"]
}
}
"terminal.integrated.profiles.linux"の部分は、linuxをwindowsに置き換えたらWindowsでVSCodeを開いたときの構成を変えられる。
"PowerShell"は多分、名称。
"path"はファイルパス。WSL2からだとpowershell.exeって書くだけで開ける。ちなみにターミナルでこれを打つとPowerShellを開ける。
"args"は詳細を確認してないけど、これを書くことでPowerShellを通常Windowsで開くときのホームディレクトリに移動してくれる。これがないとWSL2の作業ディレクトリで開かれてしまう。
ちなみに
他のLinuxで使う予定が今のところないので、VSCode本体の設定ファイルに追記したけど、WSL2上でだけ設定を使いたい場合はWSL2上の設定ファイルに書いたほうが良いと思う。