この記事では、SORACOM Flux で LINE Messaging API で画像メッセージを送信する方法を解説します。
前回の記事では、SORACOM Flux から LINE Messaging API を使って LINE公式アカウント でメッセージを送る方法を解説しました。
今回は、画像メッセージを送る方法を解説して、ソラカメで取得して、SORACOM Harvest Files に保存された画像データを LINE の画像メッセージで送信する方法を解説します。
LINE Messaging API の画像メッセージ
LINE Messaging API を使って、画像メッセージを送る場合のオブジェクトは以下のような形式となります。
{
"type": "image",
"originalContentUrl": "https://example.com/original.jpg",
"previewImageUrl": "https://example.com/preview.jpg"
}
画像メッセージに関するAPIリファレンスはこちらになるので、詳しくはこちらをご覧ください。
SORACOM Harvest Filesの画像を送る方法
次に、SORACOM Harvest Files にある画像データを LINE Messaging API で送信する方法を解説します。
ソラカメなどを使った場合には、SORACOM API を使って、ソラカメの画像を SORACOM Harvest Files に保存する方法が簡単なので、Harvest Files Event Channel を使って、SORACOM Harvest Files にファイルが作成されたイベントをトリガーに、LINE Messaging API を呼び出すことを想定しています。
SORACOM Flux の Webhookアクションで指定するHTTPボディは以下のように指定することが出来ます。LINE Messaging API で画像メッセージを送信するは、上記のようにURLを指定しますが、Harvest Files Event Channel をトリガーとした場合は、以下のように設定することで、SORACOM Harvest Files に格納された画像のURLを取得できます。
{
"messages": [
{
"type": "image",
"originalContentUrl": "${event.payload.presignedUrls.get}",
"previewImageUrl": "${event.payload.presignedUrls.get}"
}
]
}
まとめ
上記の手順で、SORACOM Flux を使って、SORACOM Harvest Files に格納された画像をLINE公式アカウントで配信することが出来ました!
これらのフローを全て SORACOM Flux のみで完結できるのが、便利なところだと思いますので、さくっと試してみたい方は是非ぜひ!
その他の参考リンク