大切なこと
KiCadの標準機能ではそのまま作れません(たぶん)
なので、今回は画像としてシルクを作成して配置する方法を紹介します
抜き文字とは
こういうやつです。たまにこうやってシルク印刷したくなりますね。
大まかな手順
- シルク印刷したい抜き文字の画像を用意します
- ビットマップコンポーネントコンバーターを使って画像データとして扱います
これだけ
詳細な手順
文字の画像を作成する
ここでは以下のWEBサイトを活用させてもらいます。
・フォントの色:白
・画像背景の色:黒
・縦方向:中央
・横方向:中央
に設定しておくと、画像全体のサイズを確認しやすいのでお勧めです。
サイズ自体はKiCadに取り込む際にも調整可能ですが、縦横比はある程度狙っておいた方が手戻りが少ないです。
ビットマップコンポーネントコンバーターを使う
KiCadのビットマップコンポーネントコンバーターの使い方は、いろいろなサイトで紹介されているので、この記事では詳細は割愛します。例えば、以下のサイトなどは分かりやすいと思います。
画像を取り込んだ時に、解像度を調整して基板上でのサイズが決まるので、実際にシルク印刷したい場所を測定しながら、解像度を決めていきます。
まとめ
他のCADでは、標準機能でテキストから抜き文字を作成する機能が付いているものもありますが、KiCadでは見当たらなかったので、今回はこのような方法でやってみました。
もし、何かいい方法を知っている方が居ましたら、教えて下さい!