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SORACOM Flux と LINE Messaging API の連携方法!LINE公式アカウントとの連携も可能に!

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はじめに

この記事では、SORACOM Flux と LINE Messaging API の連携方法を解説します。
SORACOM Fluxのアクションには、「LINE通知」が用意されているのですが、現在は、LINE Notifyを使った仕組みであり、「今後サービスの終了がアナウンスされている」「LINE公式アカウントなどとの連携も考えたい」ということで、今回は LINE Messaging API との連携方法を解説します。

具体例

LINE公式アカウントで、ソラカメで取得した画像を、AIアクションで分析した文章を配信しています。このような形で、LINE公式アカウントで配信することが可能となります。

Image (4).jpg


今回の例では、SORACOM Harvest Filesにアップされた画像を、AIアクションを使って画像解析して、その解析した結果をLINE公式アカウントで配信するというシステムを例に説明します。全体のフローは以下のような感じとなり、LINE公式アカウントにメッセージを送るために、Webhookアクションで、LINE Messaging APIを使って、メッセージを送信します。

image.png

連携方法

LINE公式アカウントの作成やアクセストークンの発行などは、別途事前に行って下さい。
今回は、SORACOM Flux 上で連携する方法にフォーカスして解説します。

新しいアクションを作成

LINE Messaging API を使用して、LINE公式アカウントでメッセージを配信します。そのため、アクションとしては、「LINE通知」ではなく、「Webhook」を使用します。

image.png

アクション内容を記載

LINE Messaging API を使用するので、HTTPメソッドを使用します。デフォルトの[CONFIG]設定は以下のようになっています。こちらを編集して、LINE Messaging API と連携させます。

image.png

参考例は以下のとおりです。それでは、詳細の内容を確認します。

image.png

それぞれの設定内容は以下のとおりです。

  • HTTPメソッド:POST
  • URL: https://api.line.me/v2/bot/message/broadcast  ※この例はブロードキャストしています
  • HTTPヘッダー:
    • content-type:application/json
    • Authorization:Bearer {channel access token}
  • HTTPボディ
{
    "messages":[
        {
            "type":"text",
            "text":"Hello, world1"
        }
    ]
}

また、SORACOM Fluxでは、
『${payload.temperature} のようなテンプレート表記を使って動的に値を構築することが可能です』
とあるので、AIアクションを使った結果を活用したい場合などは、HTTPボディの中に以下のように記述することで、前のアクションの結果を使って動的にメッセージを変更することができました。

{
    "messages":[
        {
            "type":"text",
            "text":"${payload.output.description}"
        }
    ]
}

以上で、SORACOM Flux と LINE Messaging API の連携が可能となります。

最後に

Webhookアクションが使えるということで、比較的容易に LINE Messaging API と連携して、LINE公式アカウントにメッセージを送信することができました。Webhookに対応しているサービスとの連携はある程度、この方法でやれるような気がしています。

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