困ったこと
WSL(Windows Subsystem for Linux)環境でUbuntu環境を構築したかったのですが、Microsoft Storeが上手く起動しないので(それは深く追求してないですが)、それなら手動インストールをしてみようと思ったら、がっつり嵌まった話です。
ちゃんとインストールできたように見えるのに、起動するとエラーが発生して、まったく起動しない状況で、何が悪いのかがエラーコードとかでも良く分からずに、とにかく嵌まってました。
公式ドキュメント
手動インストールの公式ドキュメントはこちらになります。
決して、この記事が悪い訳ではありません。でも、ちょっと。。。(2022/06/16現在)
嵌まったポイント
公式ドキュメントでは、ディストリビューションがいくつもあるのですが、この中で、[Ubuntu 20.04]をダウンロードします。すると、
"CanonicalGroupLimited.UbuntuonWindows_2004.2021.825.0.AppxBundle"
という拡張子のファイルがダウンロードされます。
「ん!? 公式ドキュメントの中には、xxxx.appxって書いてあるけど、なんか違うな。」
「なんかちょっと違うけど、まぁいいや。とりあえず、ダブルクリックして~」
「おぉ。なんかちゃんとインストールが始まったら、まぁ、これでいいんだろうなぁ~」
なのですが、
インストールがちゃんと完了した感じに見えるのですが、実際に、Ubuntuが起動するタイミングで、エラーになって止まりました。エラーメッセージやエラーコードを調べてみても良く分かりません。そして、試行錯誤しながら、トータル丸1日ぐらいモヤモヤと。
解決方法
こうすれば自分の環境では上手くいったという話なので、あくまで参考まで。
- AppxBundle拡張子を、zip拡張子に変更して、解凍します
- なんと! 解凍後のフォルダにはappx拡張子のファイルがあります
- 更に、appx拡張子をzip拡張子に変更して、更に解凍します
- なんと! 解凍フォルダには、ubuntu.exeがあります
- これをダブルクリックするとインストールが始まりました
もしかしたら、appx拡張子のままでも大丈夫だったような気もしますが、環境を構築することが優先だったので、これ以上は深追いしません。
ということで、WSLの手動インストールで嵌まった人は試してみて下さい。
ちなみに、ディストリビューションによっては、appx拡張子でダウンロードされるものもあるので(どちらかというのそちらが多くて、[Ubuntu 20.04] で嵌まりました)、その場合は何も気にせずに上手くいくものだと思います。
まぁ、そもそも手動インストールする人もあまり多くないと思うので、そのせいか全然情報もなくて、途方に暮れてました。もしかしたら、次に嵌まりそうな誰かの為に記事にしておきます(笑)