この記事は クラウドワークス グループ Advent Calendar 2024 シリーズ2の9日目の記事です。
初めまして。Peaceful Morning株式会社にて技術者支援をしているyukikanekoと申します。
今回はグループ会社であるPeaceful Morning株式会社の事業と、なぜ自分がその事業に携わっているか・この事業で何をしたいかを記事にしたいと思います。
Peaceful Morning株式会社
Peaceful morningでは、Roborunnerサービスを中心としたRPAの導入支援・運用支援を実施しております。現在は導入支援だけではなく、プロフェッショナル開発事業や「社内のDX化」に向けた様々なお手伝いをしている会社でございます。
自己紹介
・出身は埼玉県。現在は熊本県に在住。
・平成元年生まれ。去年、長男が生まれて3人暮らし。
・フルリモート勤務
・大学は、理工学部情報科学科卒業。
JavaとかC言語とか学んだが難しすぎて挫折。
・卒業後は塾講師として小・中学生に集団授業
→1年半で退職し、OA機器の営業に転職
→売り上げが上がらず、技術部に異動。コールセンター業務に従事。
→コールセンター部門の中間管理職になる。
ここで、RPAと出会う。
以降、8年くらいRPA関連の仕事をしています。
現在の業務
現在は、Robo runnerサービスを用いた内製化の支援や、RPAロボットの開発をしています。RPAロボットとは、PC上での業務を自動実行してくれる仕組みです。
私個人が主に力を入れている内容は、内製化支援です。
※以下 弊社営業資料
詳しくはHPをご覧ください。
https://robo-runner.com/
なぜこの業務をやっているのか。
経歴でも記載しましたが現時点で8年間RPAに関する業務に従事しておりますが、その中でも現在の仕事が一番やりがいがあると感じております。
今までに実施したことがあるRPA関連業務
・自社内の実績集計(マクロとRPAの併用)
・RPA初学者に対して、集団授業
・お客様の業務をヒアリングしてロボット化提案
・ロボット作成代行。開発納品
・導入支援、伴走支援
上記に関しては一通り対応できます。現在もPeaceful Morning内の業務として対応しているものもあります。
ただ、導入支援・伴走支援がやりたくてPeaceful Morningに入社しました。それには私が経験した少し苦い思い出があったからです。
RPAデビュー
実は私は、最初はRPAなんてやりたくありませんでした。
8年前、当時所属していた会社がRPAの導入を決めたときのことです。
私は、コールセンターに所属し数名の班員を抱えていました。主な業務はクレーム対応と班員の実績集計でした。
社内システムから、班員の通話時間を調べたり、
お客様の意見から、当時の対応ログを調査したり、
問い合わせが多いお客様に関する調査だったり…がメインでした。多少残業はしていましたが、何の不満もありませんでした。
当時は「RPA」や「DX化」という単語が出始めたころでした。
総務省情報通信白書 RPA(働き方改革:業務自動化による生産性向上)より抜粋すると、RPAとは以下のように定義されています。
RPAはこれまで人間が行ってきた定型的なパソコン操作をソフトウエアのロボットにより自動化するものです。
RPAについての記事を見た私の上長は、RPAツールの導入を決定しました。
そして、私に言いました。
「これを使って、業務自動化して。」
上長は私が情報科学科卒業だということは知っているので、大丈夫だろうと考えているようでした。
技術習得の難しさ
新しい業務を与えられた私は、通常業務とは別にこの未知なるツールの解析を始めました。
私に与えられたものは、ツールのインストーラーと営業担当者の名刺程度でした。ただ、国産の有名なRPAツールだったためにネットで検索するとたくさんの記事が該当しました。
色々な記事を見ながら、とりあえずインストールして、触ってみました。
…全然わけがわからない。。。
正確には記事の内容はわかるけど応用方法がわからない…
かといって、営業担当者の方に電話しても技術的なことはわからないといわれてしまう。
ツール代金は年間100万円程度といわれていた自分は、「このままでは100万円無駄になってしまう…」という焦りもあり、精神的にしんどかったです。
当時は社内で一人だけ、遅くまで残業して解析していました。
周りの部署の方々が本当にうらやましかった…
運用開始
ツール導入後、しばらくはまったく成果が出ませんでしたが数か月後経って少しずつ形になってきました。
「今抱えている業務をロボット化したい」という目標到達は出来なかったものの、「ネットに記載されているロボットを使えば〇〇の業務は楽になるんじゃないか?」という観点からRPAの道が広がっていきました。
ロボットが少しでも運用できるようになったらそのあとはロボット開発が楽しくなりました。「前に作ったあのロボットを応用したらコレもできるな…」という引き出しが増えていき、面白いようにロボットが増えていきました。
慣れてくるとロボット開発はパズルのようなものなのでゲーム感覚で楽しめました。
「勉強のため」とだらだらと残業をすることもなくなりましたし、業務時間が削減できた=成果が出せたことに対する喜びもありました。ちょっとした昇格もできたので、最終的にはとても良い経験をつめたと感じております。
学んだこと
上記のような経験を経て現在があるため、
RPA開発は「最初が最も大変で、心が折れてしまう可能性が高い」と身をもって痛感しております。
もちろん人によるとは思います。
学校の勉強と同様だと思います。
「教科書を読むだけでテスト満点取れる人」もいれば、
「学校だけでなく塾に行ってギリギリ合格点取れる人」もいるわけです。
自分は後者でした。
RPAの先生がいるならその人に教わりたかった。
だから、RPAに関する支援をしているPeaceful Morningの話を聞いて、一緒に仕事をしたいと思いました。
まとめ
Peaceful Morning株式会社は、「我慢しないで働ける社会を作りたい」というメッセージからスタートしています。
自分が経験した一番の我慢は、RPA技術習得までの鍛錬でした。
業務の傍らRPAに着手する人にそんな思いをしてほしくありません。
なので、「RPAって何?」「やってみたけど難しい」「ロボット開発が苦痛」という方々は一度ご連絡ください。そういった我慢を取り除いて、働けるような社会になるように貢献出来たら嬉しいです。