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お名前.com+Route53でAWSのEC2に独自ドメインを設定する

Last updated at Posted at 2019-04-25

はじめに

アプリケーションを公開したが、IPアドレスだけだと寂しいのでドメイン名を設定したい人向けの記事となっております。

Elastic IPを取得している前提で進めていきます。

目次

  1. お名前.comでドメインを取得
  2. AWSのRoute53の設定
  3. お名前.comの設定
  4. ドメインとIPアドレスが紐付けられているか確認

お名前.comでドメインを取得

まずはドメインを取得するためにお名前.comにアクセスします

アクセスしたら、トップページの検索窓に設定したいドメイン名を入力します

スクリーンショット 2019-04-25 12.09.10.png

検索すると以下のような画面になります

スクリーンショット 2019-04-25 12.09.25.png .netや.jpなど沢山出てきますね

ここではTLDを選択します

TLD(Top Level Domain)とは
DNSで使われるドメインのうち、ルートのすぐ下のドメインである。
例えば、www.abc.comのようなドメイン名では、一番最後に表記されているcomがTLDとなる。

メールマークは他の誰かが使っているので取得できません。

TLDによって値段もまちまちです。

ここに表示されている料金は1年間の使用料なので、例えば「.net」であれば260円/1年です

TLDを選択したら、「お申し込みへ進む」をクリックします。

スクリーンショット 2019-04-25 12.31.38.png

登録年数はとりあえず1年で選択します。ここはお好みで

登録年数の更新設定は後からでもできるので、悩んだら1年でいいと思います

また、下のオプションは特に設定しなくてもいいかなと思います

スクリーンショット 2019-04-25 12.31.55.png

今回はAWSのEC2があるので、利用しないにチェックをします

最後に、画面右にある「初めてご利用の方」にチェックを入れて「メールアドレス」と設定したい「パスワード」を入力して次へをクリックします。

あとはお支払いの選択をしたらドメイン取得完了です

登録したメールアドレスに「ドメイン登録完了通知」が来ていると思います

以上でドメインの取得が完了しました

続いてAWSのRoute53の設定を行います

AWSのRoute53の設定

AWSにアクセスしてRoute53を選択します

スクリーンショット 2019-04-25 12.55.34.png

次にRoute53ページの左にある「ホストゾーン」を選択して、「ホストゾーンの作成」をクリックします

スクリーンショット 2019-04-25 12.56.30.png

「ホストゾーンの作成」に「ドメイン名」と「コメント」を入力します

ドメイン名は先ほどお名前.comで取得したドメイン名です(例:abc.com)

コメントは日本語で入力できるので、ご自由に

タイプは「パブリックホストゾーン」を選択して、「作成」ボタンをクリックします

スクリーンショット 2019-04-25 12.56.53.png

ホストゾーンを作成するとNSレコードとSOAレコードが生成されます

お名前.comの設定で使うので、NSレコードの値4つをメモします

メモしたら、上部にある「レコードセットの作成」ボタンをクリックします

スクリーンショット 2019-04-25 13.34.18.png

「レコードセットの作成」の値にElastic IPを入力します。

その他の項目は写真と同じで大丈夫です(恐らくデフォルトの設定)

Elastic IPを入力したら「作成ボタン」をクリックします

スクリーンショット 2019-04-25 13.53.17.png

以上でRoute53の設定は完了です

次はお名前.comの設定を行っていきます

お名前.comの設定

お名前.comにログインして「ドメイン設定」の「ネームサーバーの変更」をクリックします

スクリーンショット 2019-04-25 14.03.17.png

「他のネームサーバーを利用」にチェックを入れて、先ほどメモした「NSレコードの値」4つを入力します
「NSレコードの値」の文末の「.」は削除します

入力したら、「確認画面へ進む」をクリックして設定を完了させて下さい

スクリーンショット 2019-04-25 14.08.38.png

以上でドメイン名の取得、登録が完了しました!

最終チェック

最後にターミナルでドメインとIPアドレスが紐付けされているか確認しましょう

digコマンド(DNSの情報を出すコマンド)で確認します

ANSWER SECTIONに設定したElastic IPが出ていれば24-72時間以内に反映されるので、気長に待ちましょう

ターミナル
dig fitness-innovator.com
~省略~
;; ANSWER SECTION:
fitness-innovator.com.	300	IN	A	52.194.24.80
~省略~

追記(Nginxの設定)

ドメインに設定したページに行くと以下が表示される

route53 Welcome to nginx on the Amazon Linux AMI!

スクリーンショット 2019-04-24 0.42.46.png 時間が経てば(上記の24-72時間以内)自動的に表示されるものだと思っていたが、勘違いしていた

Nginxの設定ファイルを変更する必要があるみたいです

server_nameの後ろをドメイン名に変更するだけでOK

xxx.conf
server {
  ~省略~

  server_name fitness-innovator.com;

  ~省略~
  }

これで無事繫がりました:v:

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