urlからExpoアプリを起動する

やりたいこと

• モバイルで、ブラウザからurlリンクで、インストール済みのExpoアプリを起動する
• Deeplinkを使用しない。という例をベースにする

前提

• Expo 4.7.2

参考資料

Linking
https://docs.expo.dev/guides/linking/

実装例

• 実装例は、動作するクラスではなく、機能の実現に必要なコードのみを記載。

urlリンクを生成する処理

任意の画面等で.js

    const initialUrl = await Linking.getInitialURL();
　　　　　　　console.log(initialUrl+"?docid=zzkiRCXRlQa1Ukv88gva")

• 開発環境だと次のような値が入る。 exp://127.0.0.1:19000
• スタンドアロンアプリとして出力したあとはアプリのスキーマとなる。 スキーマは（myapp:// の部分） app.jsonで定義しておく必要がある
• 参照：　https://docs.expo.dev/guides/linking/#linking--module
• アプリ内での取り回しのため、クエリパラメータで値を付与しておく。たとえばFirebaseで検索をかけるためのdocidを付与する

リンクからのアクセスを受け付ける処理

app.js

import React, {useEffect} from 'react';
import React, {useEffect} from 'react'; 
import * as Linking from 'expo-linking';

  useEffect(() => {
    // URLからの遷移
     urlFlg = false

    // リスナーの設定。UserEffectを利用すると設置とリムーブを次のように定義できる。
    Linking.addEventListener("url", _handleRedirect);
    return () => {
      Linking.removeEventListener("url", _handleRedirect);
    };
  });

// urlからのアクセスを処理する
handleRedirect =async (event) => {
    urlFlg = true; // useEffect自体はリンクから以外も実行されるため、Deeplink以外の場合と切り分けのためのフラグ

    // urlをパースし、引数を取得する
    let data = await Linking.parse(event.url)
      console.log("パラメータ===========")
      console.log(data.queryParams) //これで取得可能
      // たとえばクエリパラメータにdocidを仕込んでいた場合は次で取得する
      // 対象docid data.queryParams.docid

      // 画面遷移
      navigation.navigate('表示する画面',{id: data.queryParams.docid}); // たとえば画面遷移先にidを渡し、遷移後にそれで適切なデータを画面に表示する
  };

  if(!urlFlg){
    console.log("URLからの遷移では無い")
    // URLからの遷移ではない場合のナビゲーションを定義しておく
  }