内容
セットアップ方法がよくわからなくなったので2022年版としてまとめる事にした。
セットアップからSSH,リモートデスクトップ接続ができるようになるまでをまとめた。
使ったラズパイはラズパイ4。
SSH接続するまでのセットアップ
Raspberry Pi imagerでセットアップ
- Raspberry Pi imagerのインストール。
今回は初めてラズパイimagerを使用した。簡単にできるでのおススメ。(以下のリンクからDL)
https://www.raspberrypi.com/software/ - Raspberry Pi imager起動
起動すると以下の画面が表示される。
最初に任意のストレージを選ぶ。
次にOSの選択をクリック。 - OSの選択
OSの選択をクリックすると以下のような画面が表示される。
- 各OSについて
今回記事を起こそうと思った部分でもあるOSの選択肢についてざっくり解説。
https://raspida.com/debian11-release-info
上記記事などにも記載があるが2021年8月頃に新しいOSがリリースされた。
これまでのOSはBuster,新しいOSがBullseye。
しかし、imagerのOS選択にはBusterやBullseyeなんて表記はどこにもない。。。
いろいろ調べると(Legacy)と表記がある場合はBuster,そうでない場合はBullseyeとのこと。
Buster愛用者がBullseyeに移行する際はいろいろと問題があるようだ。
(raspistillコマンドで撮影できないとか、、、)
今回初めて使用する場合はBullseyeでよいと思うが、過去の記事を参照する際は、内容がBullseyeにそのまま使えるか注意した方がよい。
- 各OSについて
- 設定
SSH接続やWifi設定などなど、これらは事前にSDカード内にファイルを作成する必要があった。
(もしくはラズパイ起動後に画面を用意して設定。)
しかし、Raspberry Pi imagerでは簡単に設定が可能。
以下を参考にすれば設定できる。
http://independence-sys.net/main/?p=6530 - 書き込む
書き込むをクリックしたらお茶を飲むなり会社であれば先輩と戯れて待ちましょう。(10分ほどで完了。)
書き込んだらSDカードをラズパイに差し込み電源をぶち込んで1分ほど待ちましょう。(ラズパイ起動待ちです。)
SSH接続の確認
Windows側で以下のコマンドを打つ。
cmd
ssh "ユーザー名"@"ホスト名"
ラズパイ初期ユーザー名はpi、設定でホスト名をhogepiにしていれば、以下のように打てばよい。
exp
ssh pi@hogepi
接続するとパスワードを求められるのでパスワードを入力。
これでSSH接続完了。
リモートデスクトップ接続
xrdpのインストール
以下記事を参考にインストール。(SSH接続で全部できる。)
https://raspi.taneyats.com/entry/install-xrdp
- 補足
今回xrdpをインストールしたのにリモートデスクトップが上手く行かなかった。
リモートデスクトップで接続すると青い画面にログイン画面が表示される。
ユーザー名とパスワードを入力すると永遠に青い画面のままだった。。。
(過去のBusterを使用していた時にはこんな事はなかったのに。。。)
対処できたので記載しておく。
以下を参考にすることで解決できた。
https://asukiaaa.blogspot.com/2022/02/raspi4b-black-screen-on-rdp.html
cmd
sudo gpasswd -d pi video
sudo gpasswd -d pi render
sudo raspi-conofig
#System options -> Boot / Auto Login -> Desktop GUI, requiring user to login
raspi-config設定後は再起動を求められるので再起動。
これでリモートデスクトップ接続ができるようになった。