行ったこと
24. 11/29 ~ 12/1にかけて石川の能登半島の支援活動を行った。
12/1に地学調査を行い、人足で調査しにくいような岩場をドローンで調査した。
場所
石川県輪島市門前町七浦地区の海岸一帯のうち、皆月湾から岬を一つ越えた外浦海岸で調査を行った。
この周辺は 2024/01/01 の震災時に最も隆起した場所となり、著しく海岸線が変化した。
目的
海岸沿いを撮影し、構成している地質を推測すること。
徒歩で侵入できた場所が、北東側が砂岩、南西側が泥岩に切り替わっているところであった。南西側の先を撮影し、どこまで泥岩で構成されているかを推測する。
使用したドローン
HolystoneのHS155を使用して調査をした。
これを用いた理由は、
- 100g未満のトイドローンだから、基本的に飛行許可などが不要なこと
- 持ち運びに優れているため、徒歩による緊急展開機材として利用可能なこと
- GPS、ジャイロ搭載なので、屋外でも安心だから
12/1の天候
アメダスによる15:00 ~ 17:00の輪島の天候
天気 - 曇り
気温 - 10℃前後
降水量 - 0.0mm
風向 - 北北東
風速 - 3~4m/s
成果
南西側の撮影は失敗
しかし、赤線を境に、左側に泥岩、右側に砂岩と分かれているのが少しだけ映っている
砂岩の表側は白いものが付着しており、それは隆起した際に岩が陸上に露出し、その岩にくっついていた藻や微生物が白いものの正体。
評価
今回のドローン撮影は以下のことから失敗。
- 飛行時の撮影に失敗していた。途中で途切れていて短時間の動画しか録画できていなかった
- 離陸させてすぐは、前後左右にはしっかり動いたが、ある程度の位置から前進しなくなった
失敗した原因をたしかめる
25. 3/15に、川の上で飛行させ、原因をたしかめた。
- は、3/15撮影した動画は、スマホに送信されたファイルは途切れていたが、ドローンに装着するTFカード内のファイルはうまく撮影できていたので、
12/1の動画はおそらくTFカード内のファイルを見落としたと思っていたが、TFカード内は確認したと父が言っているので、ちょっとわかんない
- は、初心者モードを解除したつもりができておらず、思い込んでいたと推測。
(HS155の操縦は、初心者モードがデフォルトで有効になっており、30mまでしか飛ばせない。解除したら150mまで飛ばすことができる。)
これから
このドローンは、なにかあった際の緊急展開用に使ったり、このような地学調査に活用することが多くなると思うので、これからもドローンの練習などを頑張りたい。