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【Laravel入門】コントローラの作成とビュー表示

Last updated at Posted at 2018-04-29

コントローラの作成

今回は、コントローラの作成からビューへの変数・配列の受け渡しまでやってみる。

ますはコントローラを作成しよう。お決まりの"Hello,World!"を表示させたいので、名前はHelloControllerにする。

$ php artisan make:controller HelloController
Controller created successfully.

成功すると、app/Http/ControllersHelloController.phpが作成されているはずだ。そこにpublic function index ()以下の部分を追記する。

HelloController.php
<?php

namespace App\Http\Controllers;

use Illuminate\Http\Request;

class HelloController extends Controller
{
    public function index () 
    {
        $hello = 'Hello,World!';
        $hello_array = ['Hello', 'こんにちは', 'ニーハオ'];

        return view('index', compact('hello', 'hello_array'));
    }

}

動作の流れはこうだ。compactメソッドを使えば、ビューに変数と配列を渡すことができる。この場合、変数や配列であっても$を表記しないことに注意しよう。

  • indexアクションを作成する。
  • 変数$hello配列$hello_arrayを定義する。
  • viewメソッドで、compactメソッドで渡された内容を含んだindex.blade.phpを表示する。

ルーティングの設定

次はルーティングの設定だ。次の一文を追記する。

routes/web.php
Route::get('/index', 'HelloController@index');

これで/indexでアクセスされた時に、HelloControllerのindexアクションが実行される。

Bladeビューの作成

今回は動作確認をするだけなので、おさらいも兼ねてlayout.blade.phpを親ビューとするindex.blade.phpを作成することにする。

【Laravel入門】ビューとBladeと継承

resources/views/index.blade.php
@extends('common.layout')

@section('index')
    <p>{{ $hello }}</p>
    @foreach ($hello_array as $hello_word)
        {{ $hello_word }}<br>
    @endforeach
@endsection

親ビューへの記載もお忘れなく。

resources/views/common/layout.blade.php
@yield('index')

BladeはHTMLの書き方がベースにあるが、PHPの記述も直接可能だ。そのため、2つの記法がごちゃ混ぜにならないように注意したい。

変数の記述

{{ $変数名 }}で出力が可能だ。変数を{{ }}で括る理由もちゃんとある。

公式ドキュメントより(一部抜粋)

Bladeの{{ }}記法はXSS攻撃を防ぐため、自動的にPHPのhtmlspecialchars関数を通されます。

とっても便利。

配列の記述

ここで一例として@foreachディレクティブを使ってみる。

まず、PHPのforeach文なら通常こう記述するだろう。

example.php
<?php
foreach ($hello_array as $hello_word) {
    echo $hello_word."<br>";
}
?>

上記の構文を@foreachディレクティブとしてBladeビューに記述する時は、ここが違う。

  • 変数の出力にechoはいらない。
  • 変数は{{ $変数名 }}で記述する。
  • 改行する場合は."<br>"ではなく直接<br>と記述する。
  • 末尾の;はいらない。
  • {}ではなく、@foreach〜@endforeachで括る。

しかし、実際書いてみるとHTMLファイルの中で<?php〜?>と括って記述していた時よりも、ずっと楽だった。

ディレクティブには様々な種類があるそうので、随時活用していきたい。

今回はここまで。

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