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【MySQL】カラムのNULL・空白判定とCONCAT関数における扱いがややこしい

Last updated at Posted at 2019-11-04

ややこしかったのでメモしておきます。

テーブルは以下の構成とします。(テーブル名はproducts)
型が違う場合の挙動は分かりません。

名前 データ型
id int(11)
name varchar(30)

「!=」は「=」の逆ではない

等価演算子

このSQLの場合、nameカラムがNULLのレコードが抽出されません。

SELECT * FROM `products` WHERE name = ''

nameカラムがNULLと空白両方のレコードを抽出したい場合は、NULL判定用の条件を追加する必要があります。

SELECT * FROM `products` WHERE name = '' OR name IS NULL

不等価演算子

こちらのSQLの場合、nameカラムがNULL・空白両方のレコードが除外されます。
等価演算子と真逆の挙動ではありません。

SELECT * FROM `products` WHERE name != ''

<>を使用した場合も同じ挙動でした。

SELECT * FROM `products` WHERE name <> ''

CONCAT関数

連結するカラムの値がNULLの場合

nameカラムがNULLの場合は更新されず、NULLのままになります。

UPDATE products SET name = CONCAT('test', name)

カラムの値がNULLでも連結させたい場合

IFNULL関数で値を空白に置き換えます。

UPDATE products SET name = CONCAT('test', IFNULL(name, '')) 

参考記事

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