0.はじめに
本記事は エーピーコミュニケーションズ Advent Calendar 2023 20日目の記事です。
https://qiita.com/advent-calendar/2023/ap-com
私自身は、2度目の投稿になります。(前回は2022アドベントカレンダー)
本記事は、筆者が調べた内容であり、独断と偏見が入っている場合がありますので、ご注意ください。
1.歴史
チャットGPTは、2022年11月30日にリリース開始して、約1年が経ちました。
サービス開始当初から名前を聞くことも多く、世界中が注目していたといっても過言ではありません。
国が使用を禁止しているところもあります。
また、同様の対話型AIサービスも開始されましたが、現状はチャットGPTがダントツ1位といった状況です。
チャットGPTを題材とした記事や著書も多く存在し、まだまだ目が離せません。
2.チャットGPTの得意なところ
これだけ注目されているチャットGPTで、企業で利用しているところもあるようですが、実は、得意分野と不得意分野が存在します。
2-1.簡単に始められる
・手軽に始められるため、とっつきやすい。
複雑なことをするのでなければ、アカウント登録すればすぐに使用可能
(アカウント登録方法や設定はネットで検索願います。)
と思っていたら、サービス開始当初から数か月の間は無料枠があったようですが。
今は、実際に使おうとすると、API費用の支払いが必要でした、、、クレジットカードの登録と、初期費用として10ドル(今後上がる?)必要とのこと。
ここまでは進められるけど、課金していないと、APIがエラーを返すそうです。
また、10ドル固定ということではなく、今は「1000トークンあたり0.002ドル」だそうです。これを使い切ったらさらに課金が必要になる。
・PCにインストールして、何か作ろうとしたら課金が必要。だった。
・スマホにChatGPTをインストールしたら簡単に使えました。最初は5ドル無料で使わせてくれるらしい!!
2-2.文章の自動生成が得意
・詩やブログ記事等の元となる文を作成することができる。
ChatGPT 3.5で試してみた。
思った以上に簡単に使えた!少し感動(IT系の人間かよ?w)
3.チャットGPTの問題点
・前述では、良いところばかりに見えるチャットGPTですが、そんなAIにも実は問題点があるようだ。
3-1.しれっと嘘をつく
・誤った情報を伝えることがある
とある中学生が授業で使った時のお話で、某県の特産品を間違えたという。
これは、自身の持っているデータベースやインターネットから情報を取ってくることが原因で、その内容が正しいという検証がされないからだそうだ。
・試しに地元のことを聞いてみた。
うどんは香川ですし、これは間違ってますね。
それ以外は、新鮮な魚介類、今治タオル、今治城、しまなみ海道サイクリング。すべて正解!大体のところはあってるけど、一部間違ってますね。残念。。
3-2.何が問題か
・チャットGPTの答えを鵜呑みにすると危険
これはインターネット上で言われていることが全て事実ではないということにも類似する。
大体のことは、間違っていない情報を伝えてくれるのだろうが、その内容は最新になっていない場合がある。
昨今、インターネットで調べれば大体のことがわかる時代ですが、ニュース記事であったり、ブログの情報にも間違いはあるためである。(こちらはチャットGPTに限ったお話ではないが)
4.仕事にどう活かせるか
・ここまで1年間使われてきた実績や経験から、チャットGPTについて考えたが、我々の仕事ではどのように活かせるのか。(以下を実施する場合は、課金だけでなく、情報入力が必要)
案1:対話型適正部署診断
・その名の通り、対話をしていく中で、質問と会話を繰り返し、社内部署のどの部署が合いそうか(あくまで指標)を見つけ出す機能はどうか。
イメージとしては、年齢、職歴、保有資格、等を入力すると、ここが向いている?ということを教えてくれる。
⇒パターン入力や、情報入力が大変そう。
⇒性格のあうあわないまでは診断できない。
⇒1会社で実行するには、データ量が足りなすぎると思われる。
案2:対話型適正職診断
・案1とかぶってくるかもしれないが、こちらは社内に限らず、IT系で働く人に対して問答(会話)を繰り返し、その人が一番合うと思われる職種を教えてくれる機能はどうか。
⇒結局案1と同じでデータが足りない。
5.最後に
・今回は簡単に使ってみたり、今更だけどチャットGPTを使ってみたりしました!今後、仕事をするうえで、業務を行うためのツールとして使うこともあるのでしょうか。
・最後の試しに、Pythonを学習したい人だとこんな質問もあるのかなと試してみた。
文字化けしてしまったけど、サンプルプログラムが表示されている。
もっと難しいことにも対応できるのなら凄く使えるのかもしれない・・・。
ほんと、大部分で人がいらなくなるのではないか。。
と少しの不安を覚えながら、2024年を迎えようと思います。