前置き
pipで何かライブラリ等をインストールして、使用しようとしたら、「command not found」になることが過去に多々ありました。
最近はPythonを使っていなかったのですが、社会人になってしばらくしてまたPythonをやりたくなってジュピターノートブックをpipでインストールした際に、
「command not found」で動かないという事象が出ました。
今回はこれに対する簡単な対処法です。
パスを確認する
ターミナル
command not found: jupyter
こうなった時は、まずはライブラリのパスを確認します。
ターミナル
pip3 show jupyter
すると、このように表示されます。
ターミナル
Name: jupyter
Version: 1.0.0
Summary: Jupyter metapackage. Install all the Jupyter components in one go.
Home-page: http://jupyter.org
Author: Jupyter Development Team
Author-email: jupyter@googlegroups.org
License: BSD
Location: /Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.7/lib/python3.7/site-packages
Requires: ipykernel, ipywidgets, jupyter-console, nbconvert, notebook, qtconsole
Required-by:
bashの設定ファイルにパスを通す
この中の、
Location: /Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.7/lib/python3.7/site-packages
の部分に、ライブラリ(今回はjupyter)がインストールされています。
なので、このパスをbashの設定ファイルに追記してやります。
ターミナル
export PATH=/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.7/lib/python3.7/site-packages:$PATH
上記のコマンドでは、bashの設定ファイルに追記をしています。
そして、追記が終わったら、下記のコマンドを打ちます。
ターミナル
source ~/.bash_profile
こちらでは、export~で追記した内容を設定ファイルに反映させています。
これで、作業は終了です。