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英語力を鍛え直してリーダブルコードを原著で読めるようになった話

Last updated at Posted at 2020-09-26

Webエンジニアになってもうすぐ1年です。
英語の苦手意識を克服すべく英単語から学び直し、リーダブルコードの原著を英語で読めるまでに成長したので、やったことをまとめます。

おおよそ、リーダブルコードを読むまでの英語学習に45時間、リーダブルコードを読むのに15時間くらいかかりました。

英語学習のきっかけ

僕は30歳間近でエンジニアになりましたが、英語に触れるのは大学受験ぶり、つまり10年以上ぶりでした。
文系のため、大学では英語の論文を読む機会もなく過ごしました。

しかし、エンジニアになると、ソースコードやログ、ドキュメントなど多くの情報が英語で書かれています。
英語がわからないため、日々触れる英語にストレスを感じていました。

とはいえ、ドキュメントを読みこなせないと業務に支障をきたしてしまいます。
重い腰を上げて、英語学習を始めることにしました。

ITエンジニアに必要な最低限の英語を学ぶ(5時間)

まずは、エンジニアが触れる英文を中心に解説した書籍を読みました。

『プログラミング英語教本』

エンジニア特有の英単語(例えば、annotation => 注釈、bump => バージョンを上げる、campatibility => 互換性 など)や
ドキュメントの記法を学んだことで、英語への理解がだいぶ高まりました。

この時点で、APIドキュメント程度をなんとか読めるレベルの英語力がつきました。

苦手だった英語ですが、ちょっとした努力でこんなに簡単に苦手意識を克服できて嬉しかったです。
このタイミングで僕は英語へのモチベーションが爆増したので、ここからは英語でブログや技術書を読めることを目標に、さらなるレベルアップを目指しました。

英単語(10時間)

英文を読む際に、わからない英単語を調べながら非効率的なので、英単語帳を読みました。
学生時代から利用していた、単語帳を5回程度読み直しました。

『DUO 3.0』

単語帳をひととおり終えておくと、知らない単語に出くわす確率が減り、英文を読むハードルがぐっと減りました。

英文読解(10時間)

英文を読む際に、「主語はどれ?」とか「この比較級は何だろう?」といった疑問がわき、読みこなせないことがあるので、英文読解の本を読みました。

学生時代に利用していた思い入れのある書籍をざっと一通り目を通しました。

『英文読解の透視図』

この時点で、何度も読み返せば英文の意味を把握できるようになってきました。

英文法(10時間)

英文読解の学習中に、わからない文法用語を都度調べていました。
Kindleのリフロー版で購入できる書籍を利用しました。

『表現のための実践ロイヤル英文法』

5文型の把握から始め、苦手な「分詞」や「関係代名詞」をを中心に、一通り目を通しました。

長文読解(10時間)

英語の長文の大意をざっくりと把握し、速読力を上げるために、長文読解の学習をしました。

『ロジカル・リーディング ~三角ロジックで英語がすんなり読める~』

信号語(ButやTherefore)に注意しながら読むことで、英文の意味を取り違えることがぐっと減ったように感じます。

リーダブルコードを読む(15時間)

これまでのステップで、リーダブルコードを読む下地が整ったので、いざ読み始めます。

『The Art of Readable Code』

わからない文法は都度調べながら、知らない単語はWeblioで調べ単語登録(だいたい200語くらい登録)しながらすすめました。

リーダブルコードは技術的な難易度が高くないことに加え、日本語版を読んだことがあったので、原著を読むには最適と判断しました。

英語を読んでいて、どうしても意味がわからなければ、日本語版を読めば意味がわかりますからね。

特に、Part1は読みやすく英語に慣れるのによかったです。Part2以降は徐々に難易度が高くなってきましたが、そんなに苦戦せず読むことができました。

まとめ

英語の技術書を1冊読み切ったことは大きな自信に繋がりました。

英語で取得するほうが有益な情報(新しい技術や少しマイナーな技術)を英語で取得してレベルアップしていきたいと思います。

そのうち、TOEICを受けてみるのも面白そうだなと感じています。
みなさまの英語力アップにお役に立てれば幸いです。

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