LoginSignup
14
13

More than 3 years have passed since last update.

JDLAのG検定ではallintext:-*が便利だった話(2019#2合格)

Posted at

JDLAのG検定とは

  • 一般社団法人日本ディープラーニング協会の行っている検定ですHP
  • 2018年から始まった検定です.
  • G検定はコンピュータを使って行うオンライン試験です.
  • 自宅などのコンピュータで受験することができます.
  • 試験時間は120分で, 問題数は約230問です.

はじめに

  • JDLAのG検定テキストや問題集のレビューを見てみると以下のような内容がありました.

『この本では、G検定の合格は不可能』『G検定の本番で泣きを見ます。』
『当書籍だけのカバー率は6割』『これだけでは不十分かもしれません』『これを勉強すれば半分くらいは余裕で解けます。』
『この本に書いてある知識のみでは到底合格できません。』『この本だけでは足りない、全く足りない』

G検定はGoogle検索が使えます. そこで求められるのは・・・?

  • 1問にかけられる時間は30秒・・・
  • ほぼ一撃でGoogle検索をヒットさせることができれば・・・

つまり?

  • 問題文に含まれているキーワードが完全一致するデータのみを引き抜ければ幸せになれます
例として, 『JDLAのHPのみをGoogleで検索ヒットさせる』ということを考えたとします.
検索キーワードはCopyrightとします.
  • 普通にGoogle検索を行った場合
    • 検索結果「約 5,850,000 件」仮にこの情報から答えを探すとすると, 骨が折れます・・・
    • 極当たり前ですが, キーワードに近い結果も取得されます.

検索結果画面

SnapCrab_NoName_2019-7-15_1-41-12_No-00

  • Google検索オプションを利用して検索した場合
    • 検索結果「約 2 件」
    • JDLAのHPトップと, 内部のリンクのみが検索結果として取得できています.

検索結果画面

SnapCrab_NoName_2019-7-15_1-48-53_No-00

検索オプションallintext:-*

  • Googleの検索には様々なオプションが存在しますが, 中でもallintext:-*は強力です.
    • allintext:は本文に指定した文字列があるページを探索します
    • -*は候補としてヒットしたページをを全て出力しないオプションになります

完全一致のみを検索する場合には

allintext:Copyright © 2018 Japan Deep Learning Association All rights reserved.-*

allintext:を抜いた

Copyright © 2018 Japan Deep Learning Association All rights reserved.-*

ではほぼ同じ結果になるようです. ただ個人的にページ内の全ての単語が一致し、それ以外のページは除くという構文として
allintext:を入れるのが正しいのではないかと思っています.

実際に問題を解くときの例

  • (例題)4単語のうちどれかが正解の場合
---問題文
アクセンチュアが年次調査レポートで発表した(A)とは、ブロックチェーン、人工知能、拡張・強化現実、量子コンピュータの
4つのテクノロジーからとったものだ。(A)に入る言葉を示せ。 

---選択肢
DARK
DARQ
BARQ
BARK 

--検索例
allintext:"アクセンチュア" AND ("DARK" | "DARQ" | "BARQ" | "BARK")-*

検索結果画面
  • 検索結果を開かずともDARQが答えだとわかります

SnapCrab_NoName_2019-7-15_2-43-1_No-00

これから受験の方はぜひ活用してみてください.

以下, 試験に向けて実際にやったことなど雑記



勉強時間(試験申し込み~受験まで)

  • 6/28受験申込期限20分前に申し込み.
  • 1日を試験の情報収集に充てて, どういう戦略をとるか計画.
  • 参考書と問題集をひたすらまとめる。ひたらすらタイプ。
    • キーボード打ちすぎて試験当日は腕が筋肉痛でした。

使った書籍

  • つかった参考書は, はじめにの項で書いた超定番の公式テキストと問題集です.

    • これらをGoogle Spleadにまとめていきました.
    • 単語を正確に暗記する必要はないので, 何処に何を書いたのかを暗記することに集中しました.
  • まとめたGoogleSpleadの一部こんな感じです.

試験への戦略

  • 検定を受けた方ののコメントをネットで見ていた感じ, ポイントは以下の2点かなと思いました.

    • ①1問当たりの回答時間がかなり短く,問題数が多い.
    • ②回答時に問題にラベルを張ることができ, 全問回答後に見れる.
      • ⇒なので, タイムマネジメントと解く問題/解かない問題の選別が必要だと思いました.
  • タイムマネジメントについて

    • 問題数220~230問を120分で解く必要があります. 1問を単純計算30秒以内です.
    • 自分の回答ペースを確認するために, タイムテーブルを用意して試験に臨みました.
      • ↓の画像では1問25秒のペースでのタイムテーブルです.

SnapCrab_NoName_2019-7-14_20-39-50_No-00

  • 時間が掛かる問題は即ラベルを張る
    • 問題にはラベルを張ることができ, 全問回答後にラベルを一覧で参照/ジャンプできます.
    • そこで試験時に取った思考方法は以下です

Tmp

  • Google検索何発で解けるかを考える
    • 問題を見た瞬間に, 明らかに検索時間が掛かる問題が混じっています.
    • Google検索一撃で引けなそうな問題は即ラベルを張るか, 優先度を下げたほうがいいです.

14
13
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
14
13