JDLAのG検定とは
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- 一般社団法人日本ディープラーニング協会の行っている検定ですHP
- 2018年から始まった検定です.
- G検定はコンピュータを使って行うオンライン試験です.
- 自宅などのコンピュータで受験することができます.
- 試験時間は120分で, 問題数は約230問です.
はじめに
- JDLAのG検定テキストや問題集のレビューを見てみると以下のような内容がありました.
『この本では、G検定の合格は不可能』『G検定の本番で泣きを見ます。』
『当書籍だけのカバー率は6割』『これだけでは不十分かもしれません』『これを勉強すれば半分くらいは余裕で解けます。』
『この本に書いてある知識のみでは到底合格できません。』『この本だけでは足りない、全く足りない』
G検定はGoogle検索が使えます. そこで求められるのは・・・?
- 1問にかけられる時間は30秒・・・
- ほぼ一撃でGoogle検索をヒットさせることができれば・・・
つまり?
- 問題文に含まれているキーワードが完全一致するデータのみを引き抜ければ幸せになれます
例として, 『JDLAのHPのみをGoogleで検索ヒットさせる』ということを考えたとします.
検索キーワードはCopyrightとします.
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普通にGoogle検索を行った場合
- 検索結果「約 5,850,000 件」仮にこの情報から答えを探すとすると, 骨が折れます・・・
- 極当たり前ですが, キーワードに近い結果も取得されます.
-
Google検索オプションを利用して検索した場合
- 検索結果「約 2 件」
- JDLAのHPトップと, 内部のリンクのみが検索結果として取得できています.
検索オプションallintext:-*
- Googleの検索には様々なオプションが存在しますが, 中でも
allintext:
と-*
は強力です.-
allintext:
は本文に指定した文字列があるページを探索します※ -*
は候補としてヒットしたページをを全て出力しないオプションになります
-
※
完全一致のみを検索する場合には
allintext:Copyright © 2018 Japan Deep Learning Association All rights reserved.-*
とallintext:
を抜いた
Copyright © 2018 Japan Deep Learning Association All rights reserved.-*
ではほぼ同じ結果になるようです. ただ個人的にページ内の全ての単語が一致し、それ以外のページは除くという構文として
allintext:
を入れるのが正しいのではないかと思っています.
実際に問題を解くときの例
- (例題)4単語のうちどれかが正解の場合
---問題文
アクセンチュアが年次調査レポートで発表した(A)とは、ブロックチェーン、人工知能、拡張・強化現実、量子コンピュータの
4つのテクノロジーからとったものだ。(A)に入る言葉を示せ。
---選択肢
DARK
DARQ
BARQ
BARK
--検索例
allintext:"アクセンチュア" AND ("DARK" | "DARQ" | "BARQ" | "BARK")-*
これから受験の方はぜひ活用してみてください.
以下, 試験に向けて実際にやったことなど雑記
勉強時間(試験申し込み~受験まで)
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使った書籍
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試験への戦略
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検定を受けた方ののコメントをネットで見ていた感じ, ポイントは以下の2点かなと思いました.
- ①1問当たりの回答時間がかなり短く,問題数が多い.
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②回答時に問題にラベルを張ることができ, 全問回答後に見れる.
- ⇒なので, タイムマネジメントと解く問題/解かない問題の選別が必要だと思いました.
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タイムマネジメントについて
- 問題数220~230問を120分で解く必要があります. 1問を単純計算30秒以内です.
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自分の回答ペースを確認するために, タイムテーブルを用意して試験に臨みました.
- ↓の画像では1問25秒のペースでのタイムテーブルです.
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時間が掛かる問題は即ラベルを張る
- 問題にはラベルを張ることができ, 全問回答後にラベルを一覧で参照/ジャンプできます.
- そこで試験時に取った思考方法は以下です
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Google検索何発で解けるかを考える
- 問題を見た瞬間に, 明らかに検索時間が掛かる問題が混じっています.
- Google検索一撃で引けなそうな問題は即ラベルを張るか, 優先度を下げたほうがいいです.