MariaDB導入
インストール
Amazon Linux 2を利用している場合、MariaDBは 「yumコマンド」からインストールできます
[ec2-user@ip-172-31-25-189 ~]$ sudo yum -y install mariadb-server mysql-devel
データベースの起動
データベースを起動するにはsystemctl
コマンドを利用します
[ec2-user@ip-172-31-25-189 ~]$ sudo systemctl start mariadb
systemctl
コマンド:
Amazon LinuxやCentOSに含まれているもので、インストールしたソフトウェアの起動を一括して行えるツールです。
データベースが起動したことを確認します
[ec2-user@ip-172-31-25-189 ~]$ sudo systemctl status mariadb
● mariadb.service - MariaDB database server
Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/mariadb.service; disabled; vendor preset: disabled)
Active: active (running) since 土 2020-02-29 07:00:11 UTC; 7s ago
Process: 5993 ExecStartPost=/usr/libexec/mariadb-wait-ready $MAINPID (code=exited, status=0/SUCCESS)
Process: 5957 ExecStartPre=/usr/libexec/mariadb-prepare-db-dir %n (code=exited, status=0/SUCCESS)
「active (running) 」と緑色の表示がされれば、データベースの起動は成功です。
データベースのrootパスワードを設定する
yumでインストールしたMariaDBには、デフォルトで「root」というユーザーでアクセスできるようになっていますが、パスワードは設定されていません。なので、パスワードを設定する必要があります。
[ec2-user@ip-172-31-25-189 ~]$ sudo /usr/bin/mysql_secure_installation
以下の手順で設定します
[1]Enter current password for root (enter for none)
現在のパスワードを入力(なければエンター)
[2]Set root password? [Y/n]
パスワードをセットしますか?Y
でエンター
[3]New password:
新しいパスワードを入力してエンター
[4]Re-enter new password:
パスワードを再度入力
[5]Remove anonymous users? [Y/n]
匿名のユーザーを排除しますか?(誰でもログインできないようにしますか?)Y
でエンター
[6]Disallow root login remotely? [Y/n]
RootでMySQLにリモートログインをできないようにしますか?という意味
セキュリティ上りモートでログインできるとまずいのでY
でエンター
[7]Remove test database and access to it? [Y/n]
テストデータベースとそれのアクセスを排除しますか?Y
でエンター
[8]Reload privilege tables now? [Y/n]
権限の変更を即時反映しますか?Y
でエンター
データベースへ接続する
[ec2-user@ip-172-31-25-189 ~]$ mysql -u root -p
Welcome to the MariaDB monitor. Commands end with ; or \g.
Your MariaDB connection id is 142
Server version: 5.5.64-MariaDB MariaDB Server
Copyright (c) 2000, 2018, Oracle, MariaDB Corporation Ab and others.
Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.
MariaDB [(none)]>
まとめ
パスワードはこれからも使うことになるのでメモしておきましょう
(一回パスワード忘れて酷い目に遭いました)
データベースの操作方法に関してまた記事を出そうと思います