はじめに
WSL2でUbuntuなどを動かす場合、vEthernet (WSL)
という仮想インターフェースを経由してインターネット通信を行う。
Norton 360を導入していると、のスマートファイアウォールによって仮想インターフェース経由の通信が遮断されており、Ubuntuからインターネットに通信できない。(名前解決もできない)
スマートファイアウォールを一時的に無効にすることで通信できるようになるが、セキュリティ上の心配があり、毎回手間なので恒常的な通信許可設定をしたい。
環境
- Windows10
- Norton 360
- WSL(Ubuntu 18.04)
Nortonの設定変更で回避する方法
インターネット通信に利用しているネットワーク接続を信頼することで、スマートファイアウォールを無効にしなくても通信できるようになった。
Norton管理ツールの設定>ファイアウォール>ネットワークの信頼
から、ネットワーク接続の信頼レベルを 完全な信頼
に設定する。
(デフォルトはプライベート
やパブリック
などWindowsの設定と同じになっている)
この設定によってUbuntu on WSLからインターネット通信ができるようになった。