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貴様の幸せ度合いを数えろ ~ハピネススカウターを実際に使ってみた~

Last updated at Posted at 2021-12-19

初めに

この記事は、@ymd65536さんの記事を実際に運用した記事になります。

結婚式説明

経緯

来る12/11 僕の友人が結婚式をすることになりました。そこで余興を依頼されどうしようかなと思いました。
そこで@keeey999さんの記事を見つけ、この記事の内容を実施することにしました。

実装

実装は@ymd65536さんと協力しました。
今回の方針として、実装の記事と運用の記事を2点書き作ったものをどう活かすか、どういうフィードバックが返ってくるかという点も含めてエンジニアとしてどうやっていくべきかということを重要視して取り組みました。

やったこと

Amazon Rekognitionを使用したLINE BOTの作成です。
構成自体はほぼ同一の構成となりました。技術的な点は@ymd65536さんの記事にて紹介されていますので、ご覧ください。

要件定義

新郎新婦側と要件を詰めていくときに出てきたのは、ユーザーの画面だけで済ませられること(余計な画面遷移はしないこと)、ランキングがあとで見れること(少なくとも1位がわかること)が重要要件としてありました。
また、参加者の個人情報に配慮する点や、簡素にするという点も要望として挙げられました。

要件定義面での課題

まず、ユーザーの画面でどうすませるのかという点、ランキング機能を実装するときに余興としてどう組み立てるのかという点を考慮する必要がありました。

余興の設計

今回のLINE BOTをやる上で余興の構成を考える必要があったため、構成を検討しました。余興の時間は10分でしたので、
3分くらい説明、5分くらいアクティビティ、2分で集計と商品渡しとしました。
プレゼン資料としては、3分くらいで導入のスライド、アクティビティをやるスライドと集計用のスライドという感じです。
今回ランキング機能の実装を時間の都合上やらなかったので、DynamoDBで1位を人間的に判定しながら、1位の写真をダウンロードして、後から写真をスライドに貼るということをしました。

点数の考慮

年代が20代が大半だったので、スカウターネタで53万点(フリーザーさんのやつですね・w・)
をベースに点数をつけることにしました。
点数が100点よりも、余興なのでエンタメ性を考慮する、また世代的にフリーザさんわからない人はいないだろうという理由で、
55万点を最大値にしています。

余興時には、皆さんの戦闘力はフリーザさんを超えています?みたいな感じで参加者に呼びかけたので、参加率が高くなったかと思います。
また新郎新婦の親族の方も参加していただけたので、使ってもらうという点から導入は成功だったかなと。

LINE BOT 

今回は以下のような画面が返ってくるようにしました。
単純にrecognition APIのレスポンスをそのまま返しつつ、幸せ度に550を掛けてフリーザさんのネタに近づけるようにしています。
また事前に測定した新郎新婦の点数を超えていると新郎新婦と同じくらい幸せですという文言も返すようにしました。

スクリーンショット 2021-12-12 21.36.25.png

余興

余興スライドはネタ満載なのでお見せできませんが・・・
QRコードはスクリーンに移せばいけたこと、意外とみんな乗り気で写真を撮ってくれたので良かったかなと。
実際には50名で200枚くらいの写真が取れました。

実際にはこんな流れです。

スクリーンにスライドを映しながら簡単な自己紹介
5分間時間を計り、その場で撮影した写真を測定してもらう。
最後に結果を確認し、幸せ戦闘力1位の写真を撮影した方に景品。
余興のあとも自由に使えるようにしておく。(二次会の間も)

余興振り返り

今回の余興で振り返り点がいくつかあったので、以下に記載をします。

技術的な話がわかりづらかった。

#####1.linebotを使っていたのですが、伝わりずらかったようです。実際にシステムって言って反応鈍かったので感情分析AIとか言って明日おけば良かった気がします。

一覧ページの実装

#####2.上位5名の得点と写真が映るページがあれば分かりやすかったかなと、スクリーンにはQRコードを5分間の時間の間に移していたのですが、スクリーンが綺麗だったので、意外と写りがよく、半分分割にして移して、現在の状況を表示するページがあってもいいかなと思いました。

顔認証の精度

#####3. 意外と顔認証はシビアにしていることがわかりました。実際に人間の測定を見ながら検証を重ねていく余地があったかと思います。

振り返り

今回の記事はどちらかというと技術記事から外れますが、実際にエンジニアが作成したものを自分で試すという機会はほとんどないのと、本番で使ってもらうことの難しさなど多くの学びポイントがありました。
次回も顔認証技術を使って色々遊んでみたいなと思います。

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