概要
2023年2月現在のRaspberry Pi 4のイントロダクションガイド
ゴール
- Raspberry Pi OS Lite(64bit)の導入
- Dockerの導入
事前準備
作業環境
- 作業用の親マシン
- Windows 10
- Powershell(SSH用)
- Raspberry Pi
- Raspberry Pi 4 Model B Rev 1.2 4GB
- 32GBのMicroSD
- 有線LANで接続
実践
Raspberry Pi OSの導入
Raspberry Pi Imager の導入
Raspberry Pi Imagerをダウンロードして、インストールをする。
Raspberry Pi OS Lite(64bit)の導入
SDカードを挿入して、Raspberry Pi Imagerを起動する。
OSはRaspberry Pi OS Lite(64-bit)、ストレージは挿入したSDカードを選択する。
歯車の設定ボタンから、下記の設定を行う。
- ホスト名
- 任意 今回はraspi.localとした
- SSHを有効化する
- パスワード認証
- ユーザ名とパスワードを設定する
- ユーザ名とパスワードを設定してください
- ロケールを設定する
- タイムゾーン : Asia/Tokyo
- キーボードレイアウト : 任意
書き込むボタンを押して、Raspberry Pi Imagerの画面にSDカードを取り出してもいいですよと言われるまで待つ。
Raspberry Piの初期設定
起動
SDカードを挿入して、USBの電源ケーブルを刺す。
SSHで接続する
PowerShellを立ち上げ、ssh ユーザ名@ホスト名
で接続する。
PS C:\Users\yukad2> ssh yukad2@raspi.local
fingerprintの確認が出た場合はyes
を入力。
(このタイミングまでに確認する方法って、モニターに繋ぐしかない?)
raspi-config での初期設定
yukad2@raspi:~ $ sudo raspi-config
6 Advanced Options > A1 Expand Filesystem
を実行しておく。
終了後は再起動するので、再度SSHで接続する。
更新作業
yukad2@raspi:~ $ sudo apt update
yukad2@raspi:~ $ sudo apt upgrade
今回は省略する設定
- IPアドレスの固定
- SSHの公開鍵認証
- ログの設定
Dockerの導入
Docker本体
https://get.docker.com/ のスクリプトを使えばdocker compose
までセットで入るようになっている。
yukad2@raspi:~ $ curl -fsSL https://get.docker.com/ | sh
# 省略
yukad2@raspi:~ $ docker -v
# Docker version 23.0.1, build a5ee5b1
yukad2@raspi:~ $ docker compose version
# Docker Compose version v2.16.0
dockerユーザーグループに追加する
sudoなしでdockerを実行できるようにする。
yukad2@raspi:~ $ cat /etc/group | grep docker # 一応dockerグループがあるか確認
# docker:x:995:
yukad2@raspi:~ $ sudo gpasswd -a ユーザ名 docker # dockerグループに追加
# Adding user yukad2 to group docker
yukad2@raspi:~ $ sudo systemctl restart docker # dockerデーモンの再起動
yukad2@raspi:~ $ exit # ログインし直す
動作確認
yukad2@raspi:~ $ docker run hello-world
# 省略
雑記
docker-composeをpip経由で入れるのは代替策であったり、古い記事なので、あまり参考にしないほうが良いです。