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java アウトプット 配列

Last updated at Posted at 2023-07-31

Javaの配列は、格納する要素の数を最初に決める必要があり、かつ後で要素数を変更することができません。
要素を増やす場合は、サイズの大きな配列を新たに作成して元データをコピーするか、ArrayListというリストの一種を使用します。

ArrayListは要素の数を変更できる配列のようなもので、ウェブアプリケーション開発ではよく使用されます。

配列を使ってみよう

class Main {
  public static void main(String[] args) {
    int[] scores;
    scores = new int[3];

    scores[0] = 1;
    scores[1] = 5;
    scores[2] = 10;

    System.out.println(scores[0]);
    System.out.println(scores[1]);
    System.out.println(scores[2]);
  }
}

以下のように結果が表示されます。

1
5
10

配列の使い方を理解しよう

① 配列の宣言を行う
② 配列の要素を作成し、配列に代入する
③ 配列の要素に値を代入する

① 配列の宣言を行う
宣言は以下のように行います。

int[] scores;

前の章で、整数型の変数を宣言する時は、int score;といった記述をすると学習しました。

それと同じように、int型の整数を格納する配列の宣言はint[] scores;と記述します。

この「int」は要素として格納したいデータ型を指定するもので、例えばlong型の整数を格納する配列ならlong[] scores;のように宣言します。

② 配列の要素を作成し、配列に代入する
先ほど以下のコードを実行しました。

scores = new int[3];

右側部分のnew int[3];はint型の要素を3つ作成するということである。

③ 配列の要素に値を代入する

scores[0] = 1;

配列scoresの1番目の要素に「1」を代入しています。
「1番目」を表すインデックスとして「0」を指定します。
また、配列の要素を取り出すときは、以下のように行います。

scores[0]

配列のさまざまな記述方法を理解しよう

① 配列の宣言と同時に、要素の作成も行う方法
先ほど実行したコードでは、以下のように配列の宣言と要素の作成を別に行っていました。

int[] scores;
scores = new int[3];

以下のように1行で記述することもできます。

int[] scores = new int[3];

② 配列の宣言時に型推論を使用する方法
配列でも型推論を使用することができます。

var scores = new int[3];

int型の要素3つを代入することで、scoresはそれらを格納する配列であることが推論されています。

③ 配列の宣言から値の代入まで全て同時に行う方法
配列の宣言時に代入する値が確定している場合は、以下のように記述を省略することができます。

int[] scores = {1, 5, 10};

リストを理解しよう

ArrayListを理解しよう
ArraListは「可変長配列」を使用するための仕組みです。可変長配列とは、文字通り長さ(要素数)を変更できる配列のことです。

Rubyの配列は可変長なので、Javaの配列よりもArrayListの方が性質や使い方が近いものとなっています。

import java.util.ArrayList;

class Main {
  public static void main(String[] args) {
    ArrayList<Integer> scores = new ArrayList<Integer>();

    scores.add(1);
    scores.add(5);
    scores.add(10);
    scores.add(15);

    System.out.println(scores.get(0));
    System.out.println(scores.get(1));
    System.out.println(scores.get(2));
    System.out.println(scores.get(3));
  }
}

ArrayListを使用する際は、事前にライブラリのインポートが必要です。
上記のコードを記述する際は、1行目にimport文があることに注意しましょう。

ArrayListの使い方を理解しよう

① ライブラリをインポートする
② ArrayListの宣言を行う
③ ArrayListに値を代入する
④ ArrayListから要素を取り出す

① ライブラリをインポートする

import java.util.ArrayList;

② ArrayListの宣言を行う
以下のように行います。

ArrayList<データ型> scores = new ArrayList<データ型>();

先ほどのコードでは

ArrayList<Integer> scores = new ArrayList<Integer>();

ここで行っているのは、以下の2つの動作です。

① 整数(Integer)を格納するArrayListを「score」という名称で宣言
② ArrayListの要素を作成

そして、①に②を代入しています。

なお、要素のデータ型を右辺でも指定していますが、これは省略することが可能です。
以下のように記述しても問題なく動作します。

ArrayList<Integer> scores = new ArrayList<>();

③ ArrayListに値を代入する
ArrayListに要素を追加するためにはaddメソッドを使用します。

記述は、add(要素として追加する値)のように行います。

先ほど実行した以下のコードでは、scoresという名称のArrayListに「1」を追加しました。

scores.add(1);

④ ArrayListから要素を取り出す
記述は、get(取得したい要素のインデックス) のように行います。配列から要素を取り出す際と同様に、「1番目」の要素を取り出したい時は、インデックスとして「0」を指定します。

scores.get(0)
0
0
0

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