私ごときが新潟の地の事情を”代表”してしまうというものでは決してありません。
オープンデータの周縁にいる小さき者の振り返りとして,厚かましくもこのアドベントカレンダーに感謝の気持ちを記したいと思います。
長くオープンデータ不毛の土地だった新潟市。
昨年の私の誕生日に,ハッカソンが開催された。
今年(2015年)はどうしても,新潟市からもIODDにエントリーしたい。
言い出しっぺが,やるしかない?
「少人数でも大丈夫,是非エントリーを」と,私の背中を押してくれた庄司昌彦さん,ありがとう。
おかげで,「デー潟2015」開催のひとり番頭になる決心ができた。
https://www.facebook.com/dgata2015/
(デー潟2015実行委員会のFBページ)
「デー潟2015(IODD新潟市)」会場は,開店前の時間に新潟駅前のクラフトビールバーsbrの2階をお借りした。
あとで,いい会場でしたね,と言ってもらえたよ。
会場としてお店を使わせてくれて,勝手のわからない私の会場設営を快く助けてくださった,SBRのマスター,島田達也さんありがとう。
当日は15人が集まった。
事例発表は私が講談ふうにやって,あとは楽しくディスカッション(※おしゃべりとも言う?)でもいいかな,と思っていたのに,阿部慎太郎さん,笹川純一さん,yutacarさん,松井正志さんが,それぞれにもうあり得ないくらい面白くて中身の濃い発表をしてくださった。
正直,いずれのみなさんも,普段から特段「親しく」していたわけじゃなかったのに(※笹川さんとyutacarさんは結構前からのお付き合いだが),突然のお願いを聞いてくださり,時間を割いてくださった。
ただただ感動。みんなありがとう。参加くださったみんなもありがとう。
その後,なんと,総務省信越総合通信局に,管内のIODD事例として,「デー潟2015」を取り上げていただいた。
「デー潟2015」の記録は,同通信局ウェブページにて公開されています。
http://www.soumu.go.jp/soutsu/shinetsu/sbt/opendata/opendata-index.html
(ページ中,「第3回会議 平成27年4月24日」の資料をごらんください。)
このお話をくださった,信越総合通信局の西澤昌信さん,ありがとう。
なぜわたくし阿部と西澤さんがつながったかというと,デー潟2015に興味を持ってくださった名古屋大学の遠藤守さんがFBで声をかけてくださったから。遠藤さんが私と西澤さんを繋いだ。遠藤さんありがとう,
さらに,オープンデータやオープンガバメント,「デー潟2015」について,社会情報学会東北支部で発表する機会もいただいた。新潟大学の北村順生さん,ありがとう。
http://www.ssi.or.jp/committee/commit10.html
(社会情報学会 東北支部からのお知らせ)
その後,新潟の企業立地課というところが,アイデアソン・ハッカソン「がたまる」を3月に実施。市の担当の川上英明さんは,シビックテックとか,たぶんすごく詳しいとかじゃないと思うんだけど,ガッツは本物。
https://www.city.niigata.lg.jp/business/kigyo/sokushinho/shien/ideathon-hackathon.html
(アプリ開発イベント「“がたまる”アイデアソン&ハッカソン」新潟市公式ホームページ内)
「がたまる」がきっかけになり,新潟にもようやくCode for Niigataが立ち上がったよ。川上さん,ありがとう。
Code for Niigata代表の山田道也さんはじめとするみなさん,ありがとう。
私は大した働きできないけれど,みなさんこそが,私の夢みたものでした。
http://www.codeforniigata.org/
(【コードを紡いで、地域を繋ぐ】Code for Niigata)
今年はチャレンジの年で,特に最初の4半期に飛ばして,そのあとはちょっと失速してしまったけど,こうして振り返ると,オープンデータ繋がりでほんとうにたくさんの方にお世話になった1年でした。
来年はどんな年になるかな。
ちょっと早いけど,みなさんよいお年をお迎えください。
阿部由紀江(Code for Niigata)
(写真は三条市の”燕三条トライク”で開催したCode for Niigata主催「真夏のハッカソン!」のときのもの。Code for Niigataウェブページより借用)