#はじめに
タイトルは完全に目を引く感じのを考えてつけました。
現在オーストラリアのクイーンズランド工科大学でコンピューターサイエンスを勉強しています。
今ちょうど2年目の1学期が終わろうとしているところです。
試験期間で忙しいはずの夜中。現実逃避のためになぜか書き始めてしまいました。
大学:Queensland University of Technology
学部:Bachelor of Information Technology
専攻:Computer Science
1年半勉強してみて、個人的な感想をまとめてみようと思って書いています。
なお、日本など他国の大学がどういう感じかは全く知らないので、あくまでオーストラリアはこんな感じだよというスタンスで紹介させていただきます。
ではさっそくいってみよー。
#オーストラリアの大学の特徴
- 全部で3年間(学部によりますが)
- セメスター制(2学期制、2月〜6月&7月〜11月)
- 1学期は13週間 + 試験期間(3週間ほど)
- 1学期に取るのはだいたい4科目
- 授業は週16時間ほど(1科目につき講義2時間+チュートリアル2時間)
- 授業はとにかく実践的(少なくともうちのIT学部は)
- 大学の宣伝文句?が"The University for the Real World"現実世界のための大学。
#授業はどんな感じ?
###1年目、1学期
Python
プログラミングの基礎を学ぶ授業。全くの初心者対象。めっちゃ簡単だった。
turtleで絵書いたりして楽しかった。
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モバイルアプリのデザイン
デザインの基礎だったりを学んだ。グループで実際にアプリのアイデアを出してプロトタイプまで作った。
コンピューターの仕組み
主にハードウェアの勉強。コンピューターはどんな部品でできていて、どういう仕組みで動いているのかてきな。レポート課題がめんどくさかった。2つ目の課題はラズパイを使ってなにかを作ろうという課題で、まぁ楽しめた。
ビジネスとIT
ビジネスにおけるIT活用例を学んだりした。エクセルの高度な使い方とかも。もうほとんど忘れた。
###1年目、2学期
データベース
データベースの設計方法からSQLでの操作まで一通り学んだ。結構役に立った授業。特に設計方法を勉強したのは良かった。使ったデータベースはMySQL。
C言語とマイクロプロセッサ
C言語でマイクロプロセッサ上で動くゲーム作ったりした。クソゲーだったけど。メモリの操作とか、ビットの操作とか、ピクセルレベルの当たり判定の制御とか、今まで触ったことない領域に触れられたので興味深い授業だった。
C#とオブジェクト指向
オブジェクト指向プログラミングとはなんぞやという授業。結構サポート体制が素晴らしくて割と簡単な授業だった。
コンピューターのための数学
数学に苦手意識を持っていた自分が当時一番苦戦した授業。微分積分とか、ベクトルとか行列とか、自分が触れてこなかったものを1から勉強しなきゃいけなかったのは辛かった。でもとてもためになった。
###2年目、1学期
Javaとソフトウェア開発
Javaの勉強と、ソフトウェア開発の基礎の勉強。アジャイルとか、Gitとか、TDDとか、いろいろ紹介された。課題ではJavaのSwingを使ってベクトル画像のペイントアプリを1から作った。1から設計考えるのが初めてで苦労はしたものの、とてもいい勉強になったし結構楽しかった。MVCとかオブザーバーパターンとか。
Node.jsとReactでウェブアプリ開発
一番気に入った授業。フロントエンド開発からバックエンド開発、デプロイメントまで、ウェブアプリ開発のいろはを学べた。プラス前から気になってはいたReactとNode.jsを勉強するきっかけになったので、とても良かった。
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離散数学
よりコンピューターに必要な数学の授業という感じ。ビット操作や、論理演算とか、Regexとか。ちょっと難しい。
人工知能
前学期の数学の授業よりも苦戦した。AIに興味はあったものの触れてはこなかったので、新しいコンセプトが多くめっちゃ頭がパンクしそうだった。倉庫番パズルを解く探索アルゴリズムを作る課題があり、めっちゃ苦労したがまぁ楽しかった。
#まとめ
全体的に本当に実践的な授業が多くて満足度が高いです。
3年制というのもいいですね。さっさと卒業してガンガン稼ぎたいです。
海外大学は基本学費が高いですが、僕の大学は比較的安いほうです。まじでおすすめです。
ちなみに自分はJASSOの学部学位取得型という奨学金をもらって来ています。
だいぶ荒削りですがとりあえずはこんな感じで。
課題で作ったアプリのスクショとか、ゆくゆくは載せていこうと思います。
今後も更新していく予定です。一応。
質問とかもしありましたらじゃんじゃんコメントしてくださいませ。