価値検証とは
スタートアップを始める際、最も気をつけないといけないのは「誰にも必要とされないものを作る」ということ。
このリスクを防ぐために、解決しようとしている課題を顧客が持っているのか、またそれは解決に値する課題なのかを学習することを目的に行う検証。
解決に値する課題は以下の3つの質問に集約できる
- それは顧客が必要としているものですか?(必要性)
- 顧客はお金を支払ってくれますか?支払ってくれないのであれば、誰が支払ってくれますか?(成長性)
- それは解決可能ですか?(実現性)
課題と顧客を明確にする
まずは、解決しようとしている課題とその課題を持っている顧客を明確にします。
課題と顧客は短い文章でメモしておいて、仮説検証後に定期的に更新します。
課題仮説
- 解決しようとしている重要な課題を3つメモする
- 現状、その課題をどのように解決しているのかをメモする
顧客仮説
- 課題を持つ顧客をメモする
- その中でアーリーアダプタとなりそうな人はどんな人かを考える
実験する
なるべく短い時間で、課題仮説と顧客仮説を検証する。
何も作らないで検証できるのが一番嬉しい!
反証可能な仮説を立てる
反証可能な仮説とは、間違いがはっきりわかる仮説
反証可能な仮説 = 具体的で反復可能な行動 + 期待する計測可能な成果
Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES) P.65, 66
反証可能な仮説を立てないと実験結果に自信を持てない。
x: イベントにいっぱい人を集める
o: ○○○勉強会を開催して、参加者の60%にユーザー登録してもらう
インタビューする
誰にインタビューするのか: 顧客セグメント。知り合いから初めてなるべく遠くの人へ
- まずは顧客セグメントに合致する知り合いから始めてインタビューを練習する
- インタビュー後、顧客セグメントに合致する知り合いを紹介してもらってどんどん遠くの人に
何を聞くのか: 大切なのは顧客の課題を理解すること
- こんなの作るんですけど、使いたいですか?っていう質問はダメ。
- 顧客は正しい解決方法を知っているわけではない
- 顧客からはあくまでも課題を聞く
- 解決方法は自分たちが考える
もっと学ぶ: