#はじめに-この記事の投稿理由-#
ProgateでPHPを学び始めて、いざアプリ開発!!!と意気込んだわ良いものの「あれ、このやり方どうやるんだっけ?」と毎回Progateを開いて確認・ネットで調べる日々。最低限の基礎だけでもサラッと見直せる一覧があったら楽だと思いこの記事を書きました。同じような思いの方の少しでも役に立てれば幸いです。また、私自身はプログラミング初心者です。もし誤った情報があればご指摘していただけるととてもありがたいです。
○この記事の想定対象読者
・過去の自分
・PHP 超初心者:
では、本題へ入ります↓↓↓
##PHPの書き方・出力方法##
//書き方
<?php ~ ?> //phpの命令は~の部分に記述します
//出力方法
<?php
echo 'hello'; //echo:PHPへの命令をブラウザに出力する場合に使用します
//出力結果:hello
##echoの使い方##
echo (半角スペース) (出力したいもの) ; (セミコロン←行の終わりを示すためのもの)
・出力したいものには*1 文字列/数値/*2 変数を入れることができます。
*1 文字列/数値/
・・・プログラミングにはデータの種類(データ型)というものがあり表記の仕方が異なります。
//文字列
echo 'hello';
echo "hello" //文字列は(':シングルクォーテーション)もしくは(":ダブルクォテーション)で囲みます
//数値
echo 5 //出力結果:5
//文字列と数値の違い
echo "5 + 5"; //結果:5+5 (クォテーションで囲っているため全て文字列と判断されそのまま出力される)
echo 5 + 5; //結果: 10 (クォテーションがないため、数値として扱われ計算結果が出力される)
補足:なぜこのような文字と数値で表記の違いがあるのか???
PHPに限らずプログラミング言語はパソコンに「〜してください」と指示するためのもので、いわゆる「パソコン語・機械語」のようなものです。つまり私たち人間の言葉では理解できないので、このような違いがあります。
*2 変数(私がプログラミングを始めて最初に???となった所なので私の心情多めです)
・・・「様々な文字列や数値を入れておく箱」という説明をよく見ます。また、この箱を使い回すことで同様の処理が簡単におこなえるようになるそうです。私はこれがピンときませんでした。百聞は一見にしかずということで↓↓↓
//変数の定義(詳細は後ほど記します)
$name = 'Ken'; //$変数名 = 値;
echo $name; //結果:Ken
ふむふむ、、定義の仕方は分かった。。。。で、これをどう使うの?となったので↓↓↓に例を上げておきます。
(私が変数って便利だな!!と思えた例えなので、ものすごく極端な例となっています)
//3人での会話
echo 'こんにちは、Aです'
echo 'こんにちは、Bです'
echo 'こんにちは、Cです'
この挨拶を全て「おはようございます」に変更する場合全て、入力し直す必要があり手間がかかります。
この時に変数を利用すると、とても楽になります。
$greet = 'こんにちは';
//3人での会話
echo '{$greet}、Aです' //結果:こんにちは、Aです
echo '{$greet}、Bです' //結果:こんにちは、Bです
echo '{$greet}、Cです' //結果:こんにちは、Cです
//挨拶を「おはようございます」に変えたい
$greet = 'おはようございます';
echo '{$greet}、Aです' //結果:おはようございます、Aです
echo '{$greet}、Bです' //結果:おはようございます、Bです
echo '{$greet}、Cです' //結果:おはようございます、Cです
//文字列の中に変数を入れる場合は、{}で囲みます
上のように変数を利用すると変更箇所が1つで済むので非常に便利です。
(実際はこのような単純なものに使われるのではなく、クラス、プロパティ、インスタンスなどと絡めて使われます。あくまでも変数の「箱の中にデータを保存して使いまわせる」をシンプルに示した例です。)
また、変数名は何でも良いというわけではなく以下のようなルールがあります。
・必ず$からはじまる
・使えるのは半角英数字、_(アンダースコア)
・大文字小文字は区別される
・各単語の先頭は大文字(例:$LastName)
・$のあとに数字は使えない(例:$name123 ○、$123name ×)
##変数の様々な使い方##
####1.変数の値の更新####
変数とは読んで字の如く「変わる数」です。つまり、一度定義した変数を後から変更することができます。
$name = "Ken";
echo $name; //結果:Ken
//変数の値を上書き
$name = "Tom";
echo $name //結果:Tom
####2.算術演算子####
$x = 6 + 2 //結果:8 加算(足し算)
$x = 6 - 2 //結果:6 減算(引き算)
$x = 6 * 2 //結果:12 乗算(掛け算) 「×」ではなく、「*」を使う
$x = 6 / 2 //結果:3 除算(割り算) 「÷」ではなく、「/」を使う
$x = 6 % 5 //結果:1 剰余(あまり) 「%」はあまりを表すので1となる
####3.変数に数字を足す####
変数に文字を足す場合は、省略した書き方が存在します。また、足し算以外の全ての計算に置いて省略形が存在します。
//基本形 → 省略形
$x = $x + 5; → $x += 5;
$x = $x - 5; → $x -= 5;
$x = $x * 5; → $x *= 5;
$x = $x / 5; → $x /= 5;
$x = $x % 5; → $x %= 5;
####4.変数に数字を足す(特別な省略形)####
変数に足す数が「1」の場合だけ、上記の省略形からさらに省略することができます。(引き算も同様に省略できます。)
//基本形 → 省略形 → 省略形
$x = $x + 1; → $x += 1; → $x++; //xに1を足す
$x = $x - 1; → $x -= 1; → $x--; //xから1引く
//値が1かつ足し算・引き算の時だけこの省略形は使用できます
//また、「+」「-」を変数の前に記述するか後に記述するかで実行結果が変わってきます
$x = 6;
echo $x++; //結果:6
//変数の後ろに「++」を記述した場合、echo実行後に「++」が処理される(1足される)ので、結果は6となります。
echo ++$x; //結果:7
//変数の前に「++」を記述した場合、echo実行前に「++」が処理される(1足される)ので、結果は7となります。
##さいごに##
今回はここまでとなります。echoでの出力・算術演算子・変数など基礎の基礎を記述したものなので、冒頭でも述べましたが私と同じような超初心者の方の助けになれれば幸いです。次回の記事では条件分岐・配列などもう少し進んだ内容を投稿します。ご覧いただきありがとうございました。