イベント展示用などで機器構成が限定されている場合です。
ルータを用意してLANを構成して複数機器を接続し、なおかつ
- 中央のマシンからは信号を送るだけ
- 周辺のマシンは受け取るだけ
- 周辺のマシンは複数台(かもしれない)
という状況に限定した場合、コネクションを確立するネットワーク接続(いわゆるTCP)よりもUDPパケットを投げっぱなし、のほうがはるかに簡単で、運用も楽になります。
サンプルプロジェクトには sender と receiver のスクリプトがあるので、送信側に sender 、受信側に receiver のスクリプトを置きます(そういうオブジェクトを置きます)。
たいしたことはなにもしていなくて、System.Net.Sockets.UdpClient の非同期対応のサンプルを Unity 風に書いただけです。ブロードキャストアドレスを使えば、同じネットワーク上のすべての機器に指示を送れるので、複数台にメッセージを送信することができます。
簡単で運用も安定するので、用途が合えばとても便利でしょう。もしかしたらルータの設定によってはブロードキャストが許可されない可能性もあるので注意ですね。