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左右別々のセパレート型キーボード、Ergodox EZについて

Last updated at Posted at 2020-08-08

始めに

よくプログラミング関係に関わりのない人から「君のキーボードなんかすごいね」と言われるので珍しいセパレート型の自分のキーボードについて書いていきたいと思います。

IMG_0137.jpg

Ergodox EZ

qiitaでもちょくちょく見かけますが自分の使ってるキーボードはErgodox EZ、左右別々のセパレート型の直交配列キー(ortholinear) が一番の特徴です。購入に至るきっかけとしてはエンジニアとして1日8時間ぐらいタイピングしてるわけですから一番体に良い、健康的な姿勢を作ってくれるキーボードが欲しかったです。やはりどうしても普通のキーボードやラップトップのキーボードだと背中や肩が丸まったり、手首も自然体な角度で作業出来ないので自分の健康優先で選択しました。手根管症候群(Carpal Tunnel)になったら元も子もないですからね。

慣れるまではむずい

慣れるまではただただ苦痛でしたね。僕のキーキャップはブランクを選んだので最初の一ヶ月程度はキーマップをパソコンの壁紙にしてました。また思ったより直交配列キーも慣れるのに大変でした。ついつい隣のキーを打ったりしてましたがこれも一ヶ月程度で克服しました。もしこのキーボードを購入する場合最初の少しは自宅で練習してからオフィスに持っていった方がいいですね。

オープンソース

元々Erogodoxというのはオープンソースプロジェクトで僕が購入したErgodox EZはプロジェクトの製品化した商品で全て完成した状態で送られてきます。オープンソースのため、qiitaでもPCBを直接頼み、半田付けをしたり、全て自分で製作し、ワイヤレスになるようカスタマイズしてる人を見かけます。僕の同僚の中ではPCBを製作し、レイヤー番を表示できるように外付けLCD画面をつけた人もいます。

自由自在のキーマップ

キーマップの配置はErgodoxEZの作成元であるZSA社がOryxというGUIを公開しており、他の人のキーマップなどを参考に自分のキーマップを作ることができます。また直接キーマップのファームウェアをキーボードにブートロードさせたい場合はコマンドライン上でQMKを使うことができます。キーマップの自由自在の醍醐味はやはり時間をかけて、「あのキー打ちにくい」、「このキーはよく使う」と自分のタイピングをアナライズしそれを元に少しずつ手を加えて行くのがいいと思います。またよく使うソフトウェアのホットキーなども変えてゆき、自分だけの開発環境を作る楽しさもあります。

振り返り

このキーボードを購入し仕事で使い始めてから約一年が経とうとしてますが購入してよかったです。僕としては初のメカニカルキーボードでしたがそれ以上にエルゴノミクスの良さを感じております。キーボードの親指付近の四つの小さいキーは思った以上に使えなく、勿体無いなと思ってます。つい先日ZSA社が発表したムーンランダーというErgodoxをベースにした新たなモデルが発表され、この配置では4つの小さいキーを無くし、三つの大きいキーに変更されました。こっちのほうが使いやすいと思います。価格としては$365と安くはないですが、ErgodoxEZのモデルと比べると同じぐらいの値段です。(もしerogodox ezの購入を検討されるのなら、絶対アームレストとキーの高さを変えられるアジャスターは必須だと思ってます)。最後にキースイッチですが僕はオフィスでうるさくならないように Cherry Brownを選びましたが正直もうすこくクリック感がある Blueにすればよかったなと思ってます。特にニューヨークでは当分WFHなのでオフィスに戻ることはないと思うのでクリック音の心配はありません。

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