1. 概要
Windows PCを起動したときにPowershellが起動し、そこでNode.jsのプログラムが実行されるようなバッチファイルを作成したので、そのメモです。
どこに需要があるのか分かりませんが。
2. 参考サイト
- 開発に役立つ,BATファイルの書き方・パターン集 (コマンドプロンプトの定石を体系的に学び,バッチ中級者になろう) - 主に言語とシステム開発に関して
- Windowsである一定時間待つ(wait処理)コマンドは?コマンドプロンプト標準コマンドがある | puti se blog
- start:コマンドプロンプトを使いこなそう!
- Windows 10でスタートアップを設定する方法 | jMatsuzaki
3. 作業環境
- Windows 10
4. 作成方法
参考サイト1にあるテンプレートをベースに不要なものを省きました。
@echo off
rem
rem コメント
rem
exit
説明は参考サイトが分かりやすいので省きます。
pauseはせずに、仕事を終えたらコマンドプロンプトが自動的に終了するようにします。
ここにフォルダを移動するpushd
、一定時間待機するtimeout
、exeファイルを実行するstart
を記述します。
@echo off
rem
rem 10秒後にNode.jsのファイルをPowershellで実行する
rem
pushd "C:\Users\admin\Documents"
timeout 10
start "app" "%SystemRoot%\system32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe" "node app.js"
exit
5. 実行結果
コマンドプロンプトで10秒カウントされた後、PowerShellが起動し、'node app.js'が実行されます。
app.jsはひたすらtestを表示するだけです。
画面上のウィンドウメニューの名前(この場合app)は'start'の1つ目の引数で定義したものです。
このバッチファイルをスタートアップフォルダに置けば、PCの起動と同時にバッチファイルが実行されます。
フォルダの場所は参考サイト4を見ながら設定しました。
私の場合はC:\Users\admin\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
に置きました。