はじめに
以下の記事のLT版スライドです。
https://qiita.com/yuji38kwmt/items/56e1696439707ffa2125
「UI/UXデザイナーLT会 - vol.6」で登壇した資料です。
https://rakus.connpass.com/event/235515/
自己紹介
- Pythonプラグラマ
- 画面設計?を担当することがあるので、UI/UXデザインを勉強中
- UI/UXデザイナを採用したいけど、どうすればよいかが分からない。。。
日付表記はどれがよいのか?
日付表記を何にすればよいのか悩むときがあります。
- 2022年2月1日
- 2022/02/01
- 2022-02-01
- 2022.2.1
日本語の日付表記のパターン
- 年月日の区切りの文字
- 年月日:2022年2月1日
- 記号
- スラッシュ:2022/2/1
- ハイフン:2022-2-1
- ピリオド:2022.2.1
- 月日のゼロ埋めの有無
- ゼロ埋めあり:2022/02/01
- ゼロ埋めなし:2022/2/1
全部で8パターン(=4×2)
※ 西暦を省略するか否かはパターンに含めない
調査対象アプリ
- 日本語対応
- PC版アプリ(Webアプリを含む)
- OS: Windows11
- 調査期間:2022/02/01~2022/02/14
調査結果
Slack:M月D日とYYYY-MM-DD
Twitter:M月D日
Qiita:YYYY年M月D日とYYYY-MM-DDとYYYY/MM/DD
Zaim:YYYY年M月D日とYYYY/MM/DD
MoneyForward:YYYY年M月D日とYYYY/MM/DDとYYYY-MM-DD
Windows11 設定 -> 時刻と言語 > 日付と時刻:YYYY年M月D日とYYYY/MM/DD
その他
- PC版Line
- Zenn
- Google Analytics
- Discord
調査して分かったこと
日付表記の混在
- ほとんどのアプリで
YYYY年M月D日
とYYYY/MM/DD
など、「年月日区切り」と「記号区切り」で混在していた → 視認性やレイアウトの制約を考慮した上で敢えて混在させている? - 以下の組み合わせの混在はほとんどなかった
-
YYYY/MM/DD
とYYYY-MM-DD
など、異なる記号で区切った表記 -
YYYY/MM/DD
とYYYY/M/D
など、同じ区切り文字で、ゼロ埋めの有無(例外:Zenn)
-
日付表記のゼロ埋め
- ほとんどのアプリで、「年月日区切り」はゼロ埋めなし(例外:Qiita, Zaim)
- ほとんどのアプリで、「記号区切り」はゼロ埋めあり(例外:PC版Line)
調査してみた感想
- 一覧での日付表記は「年月日区切り」より「記号区切り」の方が見やすかった
- 多言語対応しているアプリかどうかで、日付表記の考え方が違うように見えた
- → 多言語化対応のコストも考えている?
- → スラッシュ区切りを使わないようにしている?
- 日付テキストボックスは、「記号区切り」が入力しやすそう
- 「年月日区切り」の方が「今日」、「昨日」などの相対日時表記と親和性が高そう
私が考えた日付表記のルール
- 一覧で日付を表示する場合は、「記号区切り」ゼロ埋めあり(例:YYYY/MM/DD)
- 日付テキストボックスは、「記号区切り」ゼロ埋めあり(例:YYYY/MM/DD)
- 「年月日区切り」ならゼロ埋めなし(例:YYYY年M月D日)
- 以下の組み合わせで混在させない
-
YYYY-MM-DD
とYYYY/MM/DD
など、「記号区切り」の混在 -
YYYY/MM/DD
とYYYY/M/D
など、ゼロ埋めの混在
-