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【Unity】Screen.safeAreaとiOSステータスバーの罠(?)

Last updated at Posted at 2020-01-31

Unityで取得できる Screen.safeAreaには罠(?)がある

罠に遭遇したのは、以下の条件

  • 4.7インチiPhone(iPhone6/7など)
  • Unity2017.4.35, 2018.4.15
  • iOS10
OS Screen.safeArea.h Screen.height ステータスバー高さ
iOS12 1294 1334 40
iOS10 1334 1334 40
  • iOS11以降だとsafeAreaのRectは正しくステータスバーを避けてくれるが、iOS10だと重なってしまう

原因

  • そもそもsafeAreaの導入がiOS11から
  • Screen.safeAreaは単純にsafeAreaInsetsをOS判定して取得しているだけだと思われる
    • iOS10以下はエラーにならないようにしているだけ?

解決策

  • OSを取得して分岐するしかなさそう
    • iOS10以下ならiPhoneX系統は存在しないから、ステータスバーは 20 x scale で固定…?
    • scaleを取得するにも結局plugin書かないとなので、topLayoutGuide、bottomLayoutGuideあたりを使うのが良さそう

参考

余談

  • この記事を検証するにあたってシミュレーターで実行しようとして色々色々罠にハマった…
  • 警告に従って、Graphics APIsにGLES3を「追加」すると、シミュレーターでのアプリ起動時に UnityInitApplicationGraphics で停止してしまう
  • 正解は、「追加」ではなく入れ替え(Metalは削除)
  • が、ES3に入れ替えたバージョンでiOS13の検証はできたが、iOS10のシミュレーターで実行しようとすると再びUnityInitApplicationGraphics で停止
  • 未検証だが、ES2にするべきなのかもしれない
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