はじめに
LEGO Education SPIKE(以下、SPIKE)をPythonでプログラミングするときによく使う関数をまとめました。SPIKEのバージョンはApp3です。
LEGO Education SPIKEとは?
全く知らない人のために説明します。こんな感じのロボットを作ったりして、プログラミングや機械設計について学ぶことができます。私が通っている高校の部活では、これで宇宙エレベーターロボット競技会に出場したりしています。
アプリモジュール
音 ー> play
関数
以下のように使います。
from app import sound
sound.play("Cat Meow 1")
引数にワードブロックの時に使える音声の名前を渡してあげます。
色モジュール
以下のように使います。
import color
カラーセンサーモジュールを利用するときに使います。
カラーセンサーモジュール
color
関数
以下のように使います。
import color_sensor
from hub import port
import color
if color_sensor.color(port.A) is color.RED:
print("赤色が検出されました。")
引数にカラーセンサーが接続されいるポートを渡してあげます。戻り値は、色モジュールで定義されている色定数です。
距離センサーモジュール
distance
関数
以下のように使います。
import distance_sensor
from hub import port
distance_sensor.distance(port.A)
引数に距離センサーが接続されいるポートを渡してあげます。戻り値は、センサーが検知した距離をミリメートルで返します。
フォースセンサーモジュール
pressed
関数
以下のように使います。
import force_sensor
from hub import port
print(force_sensor.pressed(port.A))
引数にフォースセンサーが接続されいるポートを渡してあげます。戻り値は、ブール値です。
ハブモジュール
ポート
以下のように使います。
from hub import port
import distance_sensor
distance_sensor.distance(port.A)
モーターやセンサーを利用するときのポート指定に使います
スピーカー ー> beep
関数
以下のように使います。
from hub import sound
sound.beep(frequency: 440, duration: 5000, volume: 100)
ハブからビープ音を鳴らすときに使います。frequency
は音の周波数、duration
は音を鳴らす時間(ミリ秒)、volume
は音量です。
おわりに
後編は、こちら。
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