はじめに
Ping-tには、今その教材にアクセスしている他のユーザーのやり込み具合(解いた問題数の累計やそれらを基に換算されたレベル)を確認できる機能があります。
私は他にも勉強している人がいるんだと感じることでモチベーションを上げられるため、よくその機能を活用していました。
そこで、失礼ながら、明らかに資格合格を目標にしているにはtoo muchであるにもかかわらず、レベルが20や30のユーザーが散見されました。
後述しますが、Ping-tは全体の問題数の4割を1週すれば十分すぎるほどです。
(レベルでいうと3や4です。)
私は高校生の頃に大学受験の勉強を約3700時間し、大量の教材を使用しました。
そんな中で質の良い教材、悪い教材、メインに使うべき教材、サブに使うべき教材、などの見極めや使い方にはかなりこだわっていた教材オタクでした🤓
そのため、僭越ながら、ping-tはどのように活用するのが最も効率的であると思われるかについて共有させていただくことにしました。
以下に記載する内容は、実際に私がもっと早く知りたかったと思う内容であり、Ping-tを利用して資格受験を志す全てのIT初学者にとって、とても有用なものなものに出来たと自負しているので、ぜひお目通しいただけますと幸いです💪
※私がPing-tを活用したのは、Linuc L1とOracle Silver SQLの学習における2回のため、以下はその経験を基にした個人的な見解です。
また、必要な学習量は各人の記憶力や理解力などに大きく依存するので自分に合わせて調整していただけますと幸いです。
Ping-tの性質~他の問題集との決定的な違い~
Ping-tの効率的な使い方を話すにはまず、Ping-tの性質について話さないといけません。
Ping-tと、黒本やスピードマスターなどのその他問題集には、扱っている問題に決定的な違いがあります。
Ping-t以外の問題集が扱う問題は、いわゆる頻出問題です。
内容の異なる10回の本試験があったら、3回以上出るような問題です。
そして、Ping-tは、頻出問題に加え、内容の異なる10回の本試験があったら、1回出たり出なかったりするような出題頻度が低い問題を大量に含みます。
重箱の隅をつつくような問題もあります。
勝手な予想ですが、Ping-tは過去に一度でも出題された問題をすべてかき集めて掲載しているのではないかと思います。
このように扱っている問題の種類の幅広さこそがPing-tの一番の特徴です👈
もっとも効率のいいPing-tの使い方
さて、当然ですが1回の本試験で出題される内容のすべてが頻出問題なわけではありませんし、すべてが出題頻度の低い問題でもありません。
超個人的な見解ですが、大抵の試験は頻出問題が70%、出題頻度の低い問題が30%くらいで構成されているように感じます。
そして、合格ラインが60%だとしたら、頻出問題を80%の正答率で答え(つまり全体の約55%)、出題頻度が低い問題を正答率50%で答え(つまり全体の15%)、70%の正答率で余裕をもって合格するのが理想かと思います。
(頻出問題を90%の正答率で答えることでも合格できますが80%から90%に正答率を上げるのはタイパが悪いです)
そのため、その他問題集で頻出問題の対策を重点的にして、Ping-tでは出題頻度が低い問題をそこそこ拾うという使い方になります。
Ping-tのような網羅的な参考書は他に知らないので、Ping-tの利用は資格受験においてほとんど必須であるといえます。
しかし、先述のとおり、Ping-tを使用する目的は全体の問題の15%にあたる出題頻度の低い問題の点を取得することであるため、やり込む必要はありません。
(実務のための生きた知識が欲しいなら仮想環境などでコマンドをたたくべきですし、資格試験をハックしたいなら頻出問題を扱っているその他の参考書をやり込むべきですし、とにかくPing-tはやり込むようなものではありません。)
また、Ping-tにはもう一つ特徴があります。
それは、同じ体系的な知識の、少しだけ異なる部分を複数問にわたって出題するというものです。
雑な例ですが、AならばB、CならばDという体系的な知識があったとしたら、Aの時はなんですか?Cのときはなんですか?Bのときは?Dのときは?という感じで4問あるようなことがよくあります。
Ping-tは問題の「解説」の下に「参考」として、その問題に関する分野の体系的な知識の一覧が載っています。問題を一問解きその参考欄を確認すれば、その4問文の知識が得られることになります。
このように参考欄を活用しながら、各セクションの4割ほどの問題をさらっと1週すれば、十分15%取れます。
実際に私は以下のPing-tのレベルで、Oracle silver SQLに79%取って合格しています💯
最後に
このPing-tの使い方をすれば勉強時間を大幅に削減できるはずなので、その浮いた時間で友人と遊んだり趣味に没頭したりして楽しく過ごしていただけるといいなという気持ちで書きました😼
末筆ながら、少しでも参考にしていていただけると嬉しいです。