はじめに
令和6年度秋期 情報処理安全確保支援士試験に合格しましたので、その時の勉強方法について共有いたします。
応用情報情報技術者試験 合格体験記に引き続き、非IT系人材が合格するためのロードマップとして何かのお役に立てれば幸いです。
プロフィール
・非IT系企業勤務(自動車部品メーカの生産技術職)
・年齢は26歳(社会人5年目)
・22年に基本情報技術者試験に合格
・23年に応用情報技術者試験に合格
・大学は地方国公立工学部機械系学科を卒業(学部卒)
試験結果
・試験結果は、午前Ⅰ免除 午前Ⅱ76点 午後61点
かなりギリギリの結果ですが、合格でした。
受験目的
・明確な目的なし。応用情報技術者試験を受けてから1年ほど経ち、午前Ⅰ免除の資格が失われることがもったいないと思い、とりあえず申し込み。(勢いのみ)
使用教材について
・基本的には下記3つを使用で合格できました。
1.情報処理安全確保支援士 合格教本
2.過去問道場
3.youtube まさるの勉強部屋
勉強期間
2024年8月初~10/12(試験前日)までの約2か月半
勉強方法
勉強期間が短かったため、”合格することだけ”を考え2段階で勉強を進めています。
1段階目:ひたすらインプットと過去問道場で午前Ⅱ対策(1か月)
・合格教本を通読する(毎日+土日)
→タイマーをセットして、30秒程度で見開き1ページを確認していく。
2h程度で300ページ分ぐらい目を通せるので、分厚い参考書でも通読できます。
どうせ何週もするので、理解できなかった場合でも止まらない。(2周回目の自分がんばれ!という気持ちで)
・まさるの勉強部屋を見る(毎日)
→サクッと見れるので、通勤中やスキマ時間に見るように心掛けました。
要点が非常にきれいに整理されており、初学者でも理解しやすい。
量的には、一日10~15本分見ていたと思う。
・過去問道場(毎日)
→計算問題がほぼないので、応用よりもサクッとできる
問題数があまりないのであまり時間をかけずに、ランダム出題でひたすら実施。
2段階目:ひたすらインプットと午後試験対策(1か月半)
・午後過去問を解く(毎日)
→1問解くのがかなりしんどいので、毎日1問~2問解ければいいと考えました。
また、解けたときと全然解けない時の差で一喜一憂しないように意識しました。(極論、同じ問題は出ないので)
・まさるの勉強部屋
→午後問題解説動画を見ていました。長いですが、1.5倍速で午後問題の解き方を確認していきました。
午後問題を自分で解かなくても、解いた気になれる、素晴らしい動画です…
・合格教本を熟読する
→午後問題や、まさるの勉強部屋を見て、理解が弱い分野に絞って参考書を熟読していきました。
※勉強中に理解が弱いな、と思った分野はPC上の復習項目メモに追加し、別途時間を取って確認していく。
総勉強時間について
平日:1h30mぐらいを目標
休日:6hぐらいを目標
トータル:150hぐらい?
試験を受けてみて思ったこと等
IT系未経験でも合格狙える資格なんだな、と再認識。
ぼやっとした理解でも案外何とかなる。完全に理解することを優先するよりも、試験範囲の全体像を把握して万遍なく勉強していくほうが早く合格できるかも。
(もちろん、完全に理解することが理想ではある)
どうしても勉強したことをノートや紙にまとめたりしたくなるものだが、今回はその欲求を完全に封じ込めて試験勉強に臨んだ。案外これが一番良かったかも。