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テックキャンプ卒業、挫折ばかりだった自分が内定を獲得するまで

Last updated at Posted at 2022-03-25

はじめに

12月6日から2月21までテックキャンプを受講しました。
その後転職活動が始まり、無事3月15日に第一志望の自社・受託開発の企業様から内定をいただきました!

3年ほど派遣社員で転々としていたので、経歴的には不利だと思っていましたが
自分にとって納得のいく転職ができました。

不安で仕方なかったこの期間、不安だったからこそたくさん成長もできたと思います。
人生においてもなかなか経験できない、この期間の事を言語化してまとめたいと思います。

自分の経歴① 新卒で未経験エンジニア→挫折

 まずは自分の経歴からお話ししたいと思います。
2018年に八王子にある大学を卒業後、Sier企業に未経験エンジニアとして就職いたしました。
そこには「困っている人の課題を解決するためにIT技術を身につけたい」という思いがありました。
しかし結果は散々でした。
自分の理解力の低さから業務にどうしても付いていけない。
人間関係でもつまづいてしまい、コミュニケーションがうまくとれない。
客先での仕事だったため、なかなか相談ができない。

上司からは
「お前エンジニアに向いてないよ」
「お前を雇ったのは失敗だった」

などと言われ、
不安と焦り、恐怖というような負の感情ばかりの日々でした。

機械的なドキュメント制作ばかりの仕事にも意義が見出せず、
また自分がエンジニアに向いているとも思えず
入社して1年後
プロジェクト終了のタイミングで退職を決意しました。

大きな挫折感を感じました。

自分の経歴② 視野を広げたくて派遣の仕事を始める

その後は視野を広げたいという思いから派遣の仕事を始めました。
様々な仕事をして、様々な場所にいくことで自分の適性ややりたい事が見つかると思ったからです。
また中途半端に正社員として働いても、また同じように途中で挫折してしまうとも思っていました。
自分探しの3年間が始まります。

熱海と福島のリゾートホテルで働き、
和歌山の工場で働き
最後には北海道の牧場で仕事をしました。

とにかくやった事ない事、行った事のない場所に行く
という事を意識しました。

熱海ではメキシコ人スタッフとと人生に付いて語り合ったり、
福島では同じ派遣の友人とヒッチハイクの旅をしたり、
北海道では車中泊で2週間の旅もしました。

派遣という立場だったからこそたくさんの事を経験できて、
今まで出会った事のないような人と出会い、
自分の価値観が大きく広がりました。

正社員というレールを外れるのは、
最初は本当に不安でした。

しかし結果として無駄がなかったし、色んな経験ができて
自分にとって必要な3年間でした。

エンジニア再挑戦

そして派遣の仕事をする中で、
もう一度エンジニアに再挑戦しようという思いが湧き起こりました。

理由としては2つあります。
1つ目は派遣の仕事をする中で改めてIT技術の可能性に気がついたこと。
2つ目は、自分の原点である「困っている人の課題解決がしたい」
という思いが強いという事に気がついたからです。

これからの人生を、自分のやりたい事から逃げるのではなく
不安でも挑戦する人生にしようと思いエンジニアとして新たなスタートを切る決意をしました。

テックキャンプ受講

 エンジニアとしてスタートを切るために、体系的にプログラミングを学習しようと考えてプログラミングスクールの受講を決めました。
お金を払い学習する環境に身を置くことで確実に学習できると考えたからです。
今まで学習をするということに苦手意識のある自分が、独学をするということは現実的ではないとも思いました。

その中でテックキャンプを選んだ理由としては、
①短期間で学習できること
②金額面の希望が一致したこと(補助金で比較的安く受講できた)

正直1歩目ののスクール選びはどこでも良いと思っていたので、
補助金が1番の決め手でした。
あとはマコなり社長が個人的に好きだったというのもあります。

テックキャンプのカリキュラム

テックキャンプのカリキュラムは、最終的にフリマアプリの制作
オリジナルアプリの制作を目標にステップアップして学習できる内容でした。

まずはHTMLやCSS、Rubyなどの基本的な学習をして
その後にRailsの学習をしました。

中盤のRailsの学習は、分からないことやイメージできない事が多く、
難しく感じました。
しかしアドバイスでもあった「6割理解で進める」ということを意識して
とにかく前に進むようにしました。

アプリの実装課題などで、何度もカリキュラムを振り返るので
徐々に理解できるので問題なかったです。

最終的に自分は1ヶ月前倒しで最終課題を終える事ができました。

受講に際してやってよかったことは
①受講前にProgateで事前学習→余裕を持った学習
②Twitter、Qiitaに学習のアウトプット→就活でのアピール。モチベーション維持。
③チームメイト、ライフコーチに相談→1人で悩まない。

個人的には受講前の事前学習は大事だと思います。

結果として精神的に最初からかなり余裕があり、
焦らずマイペースに学習できました。

完全オンラインは問題なかった

 また完全オンラインという学習も最初は不安だったのですが、結論からいうと問題ありませんでした。
むしろ自分にとってはメリットの方が上回っていると思いました。

自分のペースで学習を進められる、通勤時間いらない、集中できる
などオンラインはメリットがたくさんあります。

また直接会わずとも、チームメイトと仲良くなれた事も嬉しかったです。

最初は慣れないZoomで、みんな恐る恐るコミュニケーションとってたのに、
最後は長時間雑談するくらい仲良くなれました。

それぞれの場所で、それぞれのバックグラウンドを持った仲間と学習できる。
オンラインは可能性だと思いました。

オリジナルアプリ 『Moring Walk』

オリジナルアプリは朝散歩の習慣化アプリを作りました。
どうせ作るなら身近な人が実際に使ってくれるものを作りたいと思い、
父の健康習慣をサポートできるアプリを作りました。

機能としては
①散歩記録の投稿
②継続率の確認
③いいね機能、コメント機能

といった基本的なアプリです。
こだわったポイントとしては、朝4時から11時までの間に投稿すると朝散歩スタンプがもらえるという部分です。

簡単なアプリですが、身近な人の課題解決という自分がやりたかった事ができて良かったです。

こんな感じでこれからも身近な人のちょっとした課題を解決できるようなアプリを作っていきたいと思います。

転職活動

 2月21から転職活動が始まり、3月15で第一志望希望様から内定をいただきました。
1ヶ月という短期間かつ、自分の納得のいく形で就活を終えられた事から
自分の転職活動は大成功だったと思います。

納得のいく転職活動ができた理由としては
①しっかりとカウンセラーの方に相談できたこと →思考整理できた
②業態を絞らず幅広く応募したこと →軸が固まってくる
③PDCAを回し改善できたこと →ポジティブシンキング(就活を通して成長というマインドになれた)
などです。

最初から上手く行動できた訳ではありませんでした、
徐々に改善できたと思います。

就活実績

応募50社
書類通過10社
最終選考3社
内定3社
でした。

就活サイトに関しては、
自分はほとんどWantedlyを使って就活をしました。
価値観のマッチングというコンセプトが、自分にとっては使いやすかったです。
またカジュアル面談という形で気軽に企業の方とお話しできたこともよかったです。

すごいアプリを作ったわけでもなく、輝かしい経歴があったわけでもありません。
また面接も得意ではありません。

その分とにかく、
自分なりの一歩を日々踏み出すということを意識しました。

就活に関しては、自分にとって納得のいく企業を探すというマインドが大事だと思いました。

収入を重視する人、
社風を重視する人、
業務内容を重視する人

またこれまでのキャリアや学習習慣という点でも様々です。

だからこそ人比べず、自分らしく就活する事が大事だと思います。

道中は不安の連続で、うなされる日々でした笑
でも散々悩みながらの就活だったからこそ、
納得感を持って次に進めそうです。

最終的になぜその企業を選んだのか

結果的に自分は、第一志望の自社・受託開発企業様から内定をいただきました。

自分が最終的にその企業様が良いと思った理由としては、

①上流から下流までシステム開発ができること
②ビジョン、社風がマッチしていること
です。

何よりも、社員の方の誠実な人柄に惹かれました。

自分はあまり面接が得意ではないのですが、
どの面接官の人も落ち着いて自分の話を傾聴してくれました。

最終面接では緊張しすぎて、難しいかもしれないと覚悟していたのですが
それでも採用してくれました。

輝かしい経歴もない、技術力もない。面接だって得意じゃない。

それなのに真剣に向き合ってくれた。

それならば貢献できるようにこれから成長しよう。と決意できました。

正直いうと、
実力的に不安なんていくらでもあるのですが、
不安だからこそ、自分はここで働く理由があるのではないかと思います。

不安を感じる部分は、伸び代であり、自分がそうなりたいと思う部分だからです。

そのように思える企業様に出会えた事が、幸運です。

サポート体制が素晴らしかった

ライフコーチの方、キャリアカウンセラーの方、メンターの方が人格、スキル共に本当に素晴らしかったです。
ざっくりと説明すると、

学習面でのモチベーション管理→ライフコーチ
技術的な相談→メンター
就活関連→ライフコーチ
という分け方です。

特にしっかりと相談さしてもらった、
ライフコーチの方、キャリアカウンセラーの方には感謝しています。

お二人とも自分の悩みや不安に対して、誠実に丁寧に適切に対応してくれました。

いつも優しく笑顔で対応してくれるので、安心して相談する事ができました。

お二人に出会えたことでも、
自分は本当に幸運だったし、テックキャンプを選んでよかったと思います。

自分も将来、優しくて笑顔で、相手の話を引き出せるような先輩、上司になりたいと素直に思いました。

本当に感謝しております。

どんなエンジニアになりたいのか

お客様の要望を誠実に聞き、それをアプリで解決できる、
人格も技術も備わったエンジニアになりたいです。

そのためにもまずは積極的に自己学習します。

現実的には苦しい瞬間もたくさんあるし、
自分の実力の低さが嫌になることもたくさんあると思います。

もしかしたら現実に押し潰されそうになることもあるかもしれません。

自分ははっきり言って業務面で実力がある訳でも、
コミュニケーションが特別得意な訳でもありません。

しかしだからこそ、しっかりと周りに相談しながら
油断せず着実に成長しようと思います。

長期的に諦めなければ、絶対に成長できると信じています。

1年目は苦しくても、2年目はできることも増えていると思います。
3年目では自信を持って業務ができます。

まだスタート地点です。
いよいよこれからの精神で焦らず、着実に成長したいと思います。

まとめ

以上、テックキャンプ受講から転職成功までをザーとまとめました。

思ったより長くなってしまいました。
支離滅裂な部分もあるかと思います。

しかし、自分にとっては大事な期間で成長もたくさん実感できたからこそ、
ちゃんとまとめられてよかったです。

大学時代は人間関係、学業などいろんなことから逃げてきました。
しかし今回は自分としっかりと向き合って、
満足のいく期間を送れました。
確実に成長できたと思います。

行動してよかった。
勇気を出してよかった。

そしてこれからは自分のペースで成長したい!

またいつか成長した姿で、記事を書きたいと思います。

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