本職の方のように頻繁にterminalを使用するわけではありませんが、環境構築の際にhomebrewやpoetry等をたまに使用します。そのときに、webサイトを参照しながらコマンドをコピペして実行するには、guake風+カスタマイズで、terminalをキーボードショートカットキーで呼び出せる用にして、ブラウザを見ながら操作できるのが個人的ベストです。iTerm2を個人的に使いやすい形にする設定方法を紹介します。
さらにiTerm2にcpuやメモリ使用状況の表示させる設定、テーマカラーの変更や、preztoの導入についても紹介します。
完成形
上の画像の形を構築していきます。
主な設定内容
- キーボードショートカットキー(F12)を押すと下からterminal画面が迫り上がってくる
- 下部にcpuやメモリ使用状況を表示
- Color Presetにicebergを設定し、zshにpreztoを導入し、テーマをpureにする
iterm2の設定
- icebergのリポジトリをclone (https://github.com/Arc0re/Iceberg-iTerm2)
$ git clone https://github.com/Arc0re/Iceberg-iTerm2.git
- Color Presetに先ほどダウンロードしたicebergをimportして設定します。設定ファイルはディレクトリを移動していなければ、/Users/(ユーザー名)にあるはず。
- windowの見た目や下から迫り上がってくるように設定
- キーボードショートカットキー(F12)でiterm2が表示されるようにする
- 他の見た目の調整
cpuやメモリ使用状況を表示
- Status bar enbaledにチェックを入れ、Configure Status Barで設定に移動します。
- お好みで表示したいものを次のように配置します。フォントや背景色も設定したい場合はAdvancedをクリックして、フォント等の設定画面に移動します。
- お好みで背景色、フォントの種類やサイズを設定します。
zshにpreztoを導入
preztoを導入します。
Catalinaからデフォルトのシェルがzshになっているそうなので、zshへの切り替えの設定は省略します。
// リポジトリをclone
$ git clone --recursive https://github.com/sorin-ionescu/prezto.git "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto"
// 既存の設定ファイルを退避(必要な場合)
$ mkdir zsh_orig && mv zshmv .zlogin .zlogout .zprofile .zshenv .zshrc zsh_orig
// 設定ファイルを作成
$ setopt EXTENDED_GLOB
for rcfile in "${ZDOTDIR:-$HOME}"/.zprezto/runcoms/^README.md(.N); do
ln -s "$rcfile" "${ZDOTDIR:-$HOME}/.${rcfile:t}"
done
- テーマはpureを設定することにしました。.zpreztorcファイルを編集します。テーマの編集箇所は私の場合は123行目にありました。
$ vim .zpreztorc
zstyle ':prezto:module:prompt' theme 'pure'↲
参考文献