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markdownをHTMLにして他人に渡すベストシナリオを求めて

Last updated at Posted at 2016-08-16

markdownで作ったドキュメントを他人に渡したい

エンジニア同士ならまだしも、非エンジニアにmarkdownを渡すときって、いろいろ大変

  • プレーンテキストがUTF8なのかSJISなのかの相場が今は収束してない
  • .mdという拡張子にオーソライズされた認識がない
  • シンタックスハイライトとかtableとかは、プレビュー環境によってばらつく (特にtable)

じゃぁHTMLにしたものを渡せばいいじゃない

  • ところが、プレーンなHTMLに変換してくれるいいツールがない
  • githubみたいなところで、.mdを見てもらうという方法もあるが、みんながgithubのアカウントをもってるわけではない
  • HTMLに変換するツールは結局CSSへの外部リンクがあって、社内ドキュメントから外部への通信をさせたくない
  • 複数ファイルをzip圧縮すると、Windowsのzipフォルダは、直接CSSを参照できない

MarkDownを一枚のHTMLに変換したいのだ

ということで、これが手元のベストシナリオ。

自分にとって理想の、MarkDownのプレビュー環境(ブラウザ)でプレビュー

ここでは、Qiitaでプレビューしている。そして範囲選択してコピー
スクリーンショット 2016-08-17 2.30.27.png

編集可能なタブを開く

以下をブラウザのアドレスバーに入れる。

data:text/html, <html contenteditable>

すると、編集可能なまっさらなドキュメントができる。

ペースト!

すると、さっきの見たままが、ペーストされる。
スクリーンショット 2016-08-17 2.30.55.png

そのドキュメントを、⌘Sで保存!

ローカルファイルに変換される。保存されたファイルは、CSSなどの外部ファイルは存在せず、一枚もののHTMLになってる。

スクリーンショット 2016-08-17 2.31.28.png

ソースをみても、全てインラインのCSS

スクリーンショット 2016-08-17 2.31.39.png

あとはメールに添付して送っても体裁は再現れる!

contenteditableの属性は残ってるので、編集可能な状態ではあるが、メール添付して送信先で再保存されても体裁は崩れない。

この記事では、MarkDownの見た目を、MarkDownレンダリングシステムと切り離すシナリオで、contenteditableを使ったが、本件にかぎらず、「ブラウザでの見た目を誰かに見せたい、ただしアカウントベースでの共有は難しい」というケースには使えそう。

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